ネット銀行最大の魅力は「金利の高さ」と「手数料の安さ」にあります。
特に金利は店舗をもつ銀行に比べ、かなり高い設定になっていることが多く、そのため預金口座をに切り替える方が増えています。また振込手数料やATM手数料も一般の銀行とは違い、かなり安くなっています。
他にもネットバンクを利用することで、残高確認・決済がPCや携帯、スマートホンからできるようになるため、銀行窓口やATMで並ぶ必要がなくなるので、無駄なく時間を有効に使るといったメリットもあります。
ネット銀行といっても、数多く存在し、その特徴もさまざま。どのネット銀行を利用すべきか迷ってしまいます。
そこで当サイトでは金利や振込手数料を総合的に調べ、最もオススメできるネット銀行を独自のランキングにしました。どのネット銀行にするか迷っている方は是非、参考にして、自分にとって最適なネット銀行選びに役立ててみてください。
実店舗も展開 安心と総合的なサービス
新生銀行
新生銀行
ATM
金利
手数料
オススメポイント1実店舗とインターネットの両方で取引が可能。ATMの数も多く便利
オススメポイント2パワード・ワン プラスや2週間満期預金など魅力的な商品が多い
オススメポイント3振込手数料が顧客ステージに応じて最大10回無料
金利
普通預金
定期預金1年
定期預金3年
定期預金5年
0.010% 0.030% 0.040% 0.080%
手数料
口座維持手数料
振込手数料(同行宛)
振込手数料(他行宛)
無料 無料 308円
※月1回無料、条件により
最大10回無料
引出手数料
セブン銀行、ゆうちょ銀行、全都市銀行、信託銀行、あおぞら銀行、商工中金
無料
管理人の評価
5.0点
ネットバンクの強みと実店舗の安心感の両方を持つ新生銀行。パワード・ワン プラスや2週間満期預金といった高金利なサービスが人気です。新生銀行の顧客は3つに分類されますが、無条件でなれる「新生スタンダード」でも、引き出し手数料が無料など魅力的。セブン銀行や郵便局など多くのATMで利用でき、総合力に優れたバランスの良いネット銀行です。
もっと詳しく知りたい方はコチラ
ネットバンクならではの高金利
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行
ATM
金利
手数料
オススメポイント1最高水準の高金利が円普通預金・円定期預金共に実現
オススメポイント2利用しやすい上に、手数料が安い
オススメポイント3同行宛の振込手数料が何度でも無料
金利
普通預金
定期預金1年
定期預金3年
定期預金5年
0.020% 0.130% 0.170 %〜
0.190 % 0.220%〜
0.240%
手数料
口座維持手数料
振込手数料(同行宛)
振込手数料(他行宛)
無料 無料 154円
※月3回まで無料
引出手数料
セブン銀行、ビューアルッテ
ゆうちょ銀行、イーネット、ローソンATM
0円 合計で月5回まで無料。(6回目からは1回105円)
管理人の評価
4.5点
住信SBIネット銀行は顧客の幅広いニーズに対応した商品やサービスを数多く提供しています。中でも「定額自動振込」というサービスは毎月、1つ1つ自分で振り込んでいたという方の強い味方になってくれます。また、SBI証券に口座を開設することで利用できる「SBIハイブリット預金」では、通常預金の金利よりもはるかに高金利です。
もっと詳しく知りたい方はコチラ
預金とローンの種類が豊富
関西アーバン銀行
関西アーバン銀行
ATM
金利
手数料
オススメポイント1預金・ローンともに幅広く充実
オススメポイント2多くのATMが利用可能で関西以外の地域も安心
オススメポイント3ネット支店のみ対応の高金利定期預金が魅力
金利
普通預金
定期預金1年
定期預金3年
定期預金5年
0.020% 0.250%〜
0.300% 0.300%〜
0.350% 0.300%〜
0.350%
手数料
口座維持手数料
振込手数料(同行宛)
振込手数料(他行宛)
無料 105円〜210円
※同店当ては無料 216円〜432円
引出手数料
関西アーバン銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、 セブン銀行、イオン銀行 など
無料、105円(時間帯により変動)
その他提携金融機関ATM
各金融機関所定の手数料
管理人の評価
4.0点
預金とローン商品は種類が多く、幅広いニーズに合わせたラインナップが用意されています。また、関西アーバン銀行のいちょう並木支店というネット支店でのみ利用できる「関西アーバンダイレクト定期預金」は、最大0.35%という高金利です。
もっと詳しく知りたい方はコチラ
便利なサービスが充実
ジャパンネット銀行
ジャパンネット銀行
ATM
金利
手数料
オススメポイント1ネット銀行だからこそ円普通預金が高金利
オススメポイント2リアルタイム送金が便利
オススメポイント3ヤフーポイントを現金化できる
金利
普通預金
定期預金1年
定期預金3年
定期預金5年
0.030%〜
0.050% 0.100%〜
0.104% 0.102%〜
0.106% 0.155%〜
0.159%
手数料
口座維持手数料
振込手数料(同行宛)
振込手数料(他行宛)
無料 52円 172円〜270円
引出手数料
三井住友銀行、@BANK、セブン銀行 イーネットATM、ゆうちょ銀行
当月初回または3万円以上なら無料。2回目以降ゆうちょ銀行は315円、その他は157円。
管理人の評価
3.5点
ジャパンネット銀行は、日本初のネットバンクで非常に有力なネット銀行です。中でも、口座維持手数料も条件を満たせば簡単に実質無料にできるので、覚えておくと大変お得でしょう。ジャパンネット銀行間の振込であれば、リアルタイム送金もできるので、翌営業日扱いになることもなくスムーズな取り引きが可能です。
ネットバンクとはどんなものですか?
最近、ネットバンクに興味が出てきました。何か、いろいろ出来そうですし、金利がいいという話も聞いています。
ただ、実際のところ、漠然としたイメージを持っているだけで、いざネットバンクとは何ぞや、と聞かれたら、よく分かりません。
それに、ネットということで、ひょっとしたら頼りにならない、いい加減なところも多いのではないかと心配しています。
実際のところ、ネットバンクというのはどのようなものなのでしょうか?
A.インターネット専業銀行
ネットバンクとは何か、また、ちゃんとしたところなのかどうか、というご質問ですが、以下に、順を追ってご説明したいと思います。
まず、ネットバンクという名前についてですが、正確には、インターネット専業銀行といいます。これを略して、ネット銀行と呼んだり、ネットバンクと呼んだりする場合もあります。一般的には、インターネット専業銀行という名前は長く、また、やや堅苦しい響きがありますので、ネットバンクまたはネット銀行と呼ばれることが多いようです。
次に、ネットバンクとはどんなものか、ということですが、結論から言いますと、次の2点が挙げられます。
・いわゆる一般の銀行と同じく、れっきとした銀行である。
・一般の銀行と違って、取引は、そのほとんどをネットで行なう。
まず、最初の点についてですが、ネットということで、出会い系サイトなどのようにいくらでも作れるのではないか、したがって、きちんとしていないところも多いのではないか、とお考えになる方もおられるようです。
しかし、ネットバンクはれっきとした銀行であり、設立するには、普通の銀行を設立する時と同じように、銀行法に基づいて認可を受ける必要があります。ですので、この日本でネットバンクとして営業している限り、全てちゃんとしたところ、ということができます。
次に、2点目についてですが、先ほども書きましたようにネットバンクはれっきとした銀行なのですが、普通の銀行と違って、取引はほぼ全てを、ネットで行ないます。そのため、普通の銀行と違って、いわゆる店舗がありません。したがって、支店などに直接行って、窓口で応対してもらうといったこともできません。
その代わり、窓口などに行かずに全て自宅のパソコンなどから行なうことが可能ですし、店舗がないということは、その分の建設費や土地代、人件費などを節約できるということでもあります。
ネットバンクはこういった節約による余剰分を、金利などに反映させているのです。つまり、ネットバンクの金利がいいのは、他で節約した分を、顧客に還元しているからだ、という言い方もできます。
ちなみに、歴史的なことを言いますと、日本初のネットバンクはジャパンネット銀行で、2000年9月に設立されました。以後、ソニー銀行や旧イーバンク銀行(現・楽天銀行)などが続き、今日に至っています。
ネットバンクとネットバンキングの違いとは?
ネットバンクに口座を開こうかと思っているのですが、どうも、よく分からないことがあります。
ネットバンクについて調べていると、ネットバンクという言葉とネットバンキングという言葉が出てきますが、この違いがよく分かりません。
同じものと考えていいのでしょうか?
あと、○○ダイレクトというのもいくつか見かけたのですが、これについては、どうなのでしょうか?
A.厳密に言えば、違うもの
ネットバンクとネットバンキング、それにダイレクトという言葉についてのご質問ですが、以下に順を追ってご説明します。
まず、ネットバンクとネットバンキングについてですが、これは、厳密に言えば、違うものです。具体的には、以下のようになります。
ネットバンク
インターネット専業銀行。最初から、インターネットを中心に取引する前提で設立されている。ネット銀行と呼ばれることもある。
ネットバンキング
インターネット専業銀行ではなく、普通の銀行のサービスのひとつ。その銀行のサービスなどを、インターネットを使って利用することができる(当然、取引もできる)。インターネットバンキングとも言う。
このように、ネットバンクというのは、インターネットで取引を行なうために設立された銀行のことです。
そして、ネットバンキングというのは、いわゆる普通の銀行が、その銀行のサービスなどを、インターネットでも利用できるようにしたものです。
ただし、これらは厳密な区分であって、実際には、ネットバンクのインターネット取引もネットバンキングと呼ばれていることが多いです。
ただし、ネットバンキングをやっている普通の銀行を、ネットバンクあるいはネット銀行と呼ぶことは、まず、ありません。
次に、ダイレクトという言葉についてご説明します。
ネットバンキング関連で出てくるダイレクトという言葉は、ダイレクトバンキングという言葉から来ています。
では、ダイレクトバンキングとは何なのかということですが、これは、普通の銀行のサービスなどを、電話やインターネット、あるいは携帯電話などで行なえるようにしたものです。
ネットバンキングと違うのは、電話によるテレフォンバンキングや、携帯電話によるモバイルバンキングも含んだ、比較的、幅の広い言葉だということです。
たとえば、ゆうちょ銀行のダイレクトバンキングは、ゆうちょダイレクトと呼ばれていますが、このゆうちょダイレクトでは、パソコンでインターネットからアクセスする以外に、スマートフォンや携帯電話、それに電話・FAXでも、ゆうちょ銀行の口座にアクセスすることが可能です。
このように、ダイレクトという言葉が使われている場合には、ネット以外の利用方法も含まれている場合があるということです。
ネットバンクを選ぶ時の注意点は何ですか?
ネットバンクに預金をしてみたいと思っているのですが、どこにしたらいいか、決めかねています。とにかく、たくさんのところがネットバンクをやっていて、どこを見ても、よさそうに思えます。
今現在は、あれもいいな、これもいいな、で、判断できない状況です。その一方で、何か大きな見落としをしているのでは、といった不安もあります。
ネットバンク選びをする時の注意点などあったら、教えてください。
A.基本的なポイントは2つ
ネットバンクを選ぶ際に注意すべき点は?というご質問ですが、基本的なポイントとしては、以下の2点が挙げられます。
ひとつめのポイントは、目的をはっきりさせる、ということです。
ネットバンクには大きく分けて、2種類のタイプがあります。
ひとつは、取り扱っているものの種類などを限定して、ある程度、特化させたネットバンクです。
もうひとつは、総合的にさまざまなものを取り扱う、幅の広さを売りとしたネットバンクです。
ご自身の目的がひとつか、あるいは少数であるならば、まずは、それに特化したネットバンクをお探しになるのがよいかと思います。
また、幅の広いタイプのネットバンクをチェックする時も、ご自身の目的に合致するかどうかを重視して、選ばれるとよいでしょう。
一方、ネットバンク以外の普通の銀行と同じように、あれもこれも一ヶ所でまかないたい、という場合には、特化型のネットバンクでは難しく、幅の広いタイプのネットバンクを中心に検討された方がよいでしょう。
このように、ご自身の目的の数や種類をまず明確にされて、それに合うかどうかを基準に調べていかれるのがよいかと思います。
次にふたつめのポイントについてですが、ご自分の利用環境に合うものを選ぶ、ということです。
この利用環境としては、たとえば、入出金をどこでするかや、ネットバンクへのログインをどうやって行なうか、といったことが挙げられます。
ネットバンクの場合には、ほとんどの操作はネットで行なえるのですが、現金を実際に入出金する場合には、面倒でもコンビニのATMなどにご自分で出向かれて、ご自身で操作をされなければなりません。
この際に、ご自分の生活圏や行動範囲に、そのネットバンクと提携していて利用可能なATMがあるのか、ということが、非常に重要になってきます。
ご自分の範囲内に無い場合には、だんだんと行くのが億劫になって、結局、使わなくなる、といったケースが、まま、見受けられます。
その他、ATMの入出金の際の手数料や、無料回数などのチェックも欠かせません。
また、ネットバンクへのログインに関しては、パソコン/携帯電話/スマートフォンといった手段が考えられますが、このうちのどれをメインに使うかによって、そのネットバンクの使い勝手が変わってきたりします。
ですからこの点に関しても、きっちりチェックしておかれた方がよいでしょう。
ネットバンクに口座を開くには、どうしたらいいですか?
素朴な質問なんですが、ネットバンクって、どうやったら入れるものなんですか?
地元の銀行に口座は持っているんですが、いろいろ便利だという話を聞いて、ネットバンクに入ってみたくなりました。
ただ、ネットバンクはお店がないのだそうで、どこに行ってどんな手続きをすればいいのか分かりません。また、どんなものが必要なのかもよく分かりません。普通に銀行に入る時に用意するものと同じようなもので十分なんでしょうか?
ネットバンクの入り方について、いろいろ教えてもらえるとうれしいです。
A.基本的なところと具体例を、以下にご紹介します。
ネットバンクに口座を開くにはどうしたらよいのか、というご質問ですが、基本的なところと具体例を、以下にご紹介します。
まず、基本的なところとしては、ネットバンクに入るには、以下の方法があります。
a.ネットバンクの公式サイトの<口座開設申込>から、直接、申し込む。
b.<口座開設申込書>を郵送して、申し込む。
このうち、bに関しては、ネットバンクによっては対応していないところもあります。ですから、一番、簡単かつ確実なのは、aということになります。
(ちなみに、どちらのケースでも、各行所定の本人確認書類は必要です)。
次に、それぞれの方法での流れについて、住信SBIネット銀行を例にとって、具体的にご紹介します。
オンライン口座開設(住信SBIネット銀行の場合)
1. 口座開設申込手続き
公式サイトの<オンライン口座開設>から入り、必要事項を入力する。
→「口座開設申込受付完了のお知らせ」がメールで来る。
2.初期設定
メールに基づいてログインし、パスワードなどを設定する。
3.キャッシュカードの受取
1週間程度で、転送不要の<本人限定受取郵便(特定事項伝達型)>が到着する。
(※受け取りには、同行所定の本人確認書類が必要)。
4.キャッシュカード受取確認の設定
ログインし、キャッシュカード受取確認の設定をする。
→取引が開始できる。
郵送での口座開設(住信SBIネット銀行の場合)
1.口座開設申込書の入手
公式サイトの<郵送での口座開設>から入り、以下のどちらかの方法で、口座開設申込書を入手する。
・<口座開設申込書の「印刷」を選択>後、ご自分のプリンターで、口座開設申込書と宛名ラベルをプリントアウトする。
・<口座開設申込書の「請求」>を選択後、同行から口座開設申込書が郵送で届くのを待つ(約1週間かかる)。
2.口座開設申込書と本人確認書類の返送(郵送)
口座開設書が手に入ったら、必要事項を記入し、同行所定の本人確認書類と一緒に、郵送で同行宛に返送する。
3.キャッシュカードとユーザーネームの受取
キャッシュカードと「仮WEB ログインパスワード」等が記載された<口座開設の手続き完了のご案内>が、転送不要の簡易書留郵便で郵送されてくる(口座開設書が同行に届いてから、約10日かかる)。
4.各種ログインパスワード等の初期設定
公式サイトにログインし、パスワードなどを設定する。
→取引が開始できる。
一般に、郵送の場合の方が、手続き完了(=取引開始)までに時間がかかります。
また、オンラインの場合、携帯電話用のアプリを利用して本人確認書類の送付を行なうことができるところもあります。くわしくは、各行の公式サイトにて、ご確認ください。
ネットバンクでは通帳がもらえないと聞いたのですが。
ネットバンクについて気になることがあったので、質問します。
ネットバンクでは、通帳がもらえないと聞いたのですが、これは本当でしょうか?
ネットバンクでも、通帳くらいは普通にもらえるものだと思っていたので、ちょっとビックリしています。いくらネットが中心でも、通帳はないと困るのではないかと思うのですが、そのあたりはどうなのでしょう?
それに、そもそも、どうして通帳がもらえないのでしょうか?
A.結論から言いますと、ネットバンクでは通帳はもらえません。
ネットバンクで通帳がもらえない主な理由としては、以下のものが挙げられます。
まず、分かりやすい理由としては、通帳の使い道がない、ということです。
ネットバンクの場合、自前の店舗も、自前のATMもない場合がほとんどです。
したがって、もしネットバンクが通帳を発行したとしても、その通帳を使える場所がありません。
そしてこれは、もうひとつの理由でもあるのですが、もし、ネットバンクが発行する通帳を全国で使えるようにしようと思ったら、その通帳用の設備を、新規に全国に作らなくてはいけません。
ネットバンクは店舗などの設備投資が必要ないことによる利益を顧客に還元しているわけですから、通帳用の設備を全国に設置したりしますと、せっかくのメリットがなくなってしまいます。
以上のような理由から、ネットバンクとしては、自行にも顧客にも特にメリットのない通帳の発行は差し控えているというわけです。
では、通帳がない場合、入出金明細などの確認はどうやって行なうのか、ということですが、これは、基本的には、各行の公式サイトからログインして、画面上で自分の口座の入出金状況などを確認します。
ただし、注意しなくてはならないのは、通帳と違って、こちらの方は、ずっと表示されているわけではない、ということです。
通帳でしたら、過去の入出金明細は通帳に印字されますから、あとからいくらでもさかのぼって確認ができます。
これに対して、ログイン後に表示される入出金明細の場合には、所定の期間が過ぎますと、順次、消されていくのが一般的です。
ちなみに、消されるまでの期間は各ネットバンクによってまちまちですが、13か月程度のところが多いようです。
どうしても残さなくては困るという場合には、ログイン後の画面をプリントアウトして自分で保管しておくという方法があります。また、ネットバンクやネットバンキングによっては、入出金明細や取引履歴のダウンロードが可能なところもあるようです。
携帯電話やスマートフォンでネットバンクを利用できる?
ネットバンクについて、質問があります。
ネットバンクに関心があって、どこかに口座を開こうと思っているのですが、心配なことがひとつあります。
実は、私はパソコンを持っていません(携帯電話なら持っています)。
ネットバンクは携帯電話でも使えると聞いたので入ろうと思ったのですが、これは確かな情報でしょうか?
また、将来的にはスマートフォンに切り替えることも考えているのですが、その場合でも利用に支障はないでしょうか?(ちなみにパソコンを買う予定は、当分、ありません)
その他、何か参考になるようなことがありましたら、一緒に教えていただけるとうれしいです。
A.対応機種や対応しているOSなどにも注意しておきましょう。
ネットバンクは携帯電話やスマートフォンでも利用できるのかというご質問ですが、結論から言いますと、各ネットバンクによって違っています。
多くのネットバンクやネットバンキングでは、最近の携帯電話の普及もあって、携帯電話での利用も可能なところが非常に多くなっています。
(ちなみに、スマートフォンに関しては、携帯電話よりも新顔の製品ですので、順次、対応中、といったところです)。
中でもじぶん銀行などは、携帯電話やスマートフォンでの利用を中心に考えているネットバンクとして有名です。
しかし、その一方で、今でもパソコンからしか利用できないネットバンクというものも存在しています。
たとえば、大和ネクスト銀行などは、アクセス方法はパソコンからのみに限定しており、携帯電話やスマートフォンでのアクセスは、基本、想定しておりません。
このように、まれに、パソコンからのアクセス以外は不可というところもありますから、各行の公式サイトで、きちんと確認をしておきましょう。
また、携帯電話やスマートフォンでの利用を考えている場合には、ただ、そのネットバンクが<携帯電話:可>かどうかだけを確認するのではなく、対応機種や対応しているOSなどにも注意しておきましょう。
利用可能なメーカーや製品名だけをチェックしていると、つい見落としがちになってしまいますので、特に意識して確認しておくことが必要です。
その他の点としては、携帯電話やスマートフォンから利用する場合には、パソコンの場合と比べて、利用できる機能が制限されていることもありますので、そちらの方も忘れず、チェックなさってください。
ちなみに、携帯電話やスマートフォンへの対応は、ネットバンクの側でも急いでいることが多いです。
そのため、使える機種などがいつの間にか増えていたりする場合もありますので、ネットバンク選びのために比較・検討される際には、必ず公式サイトの最新の情報をご確認の上、判断されることをおすすめしておきます。
トークン方式のワンタイムパスワードとは何ですか?
最近、興味がわいてきたので、ネット銀行の利用を検討中です。
内容ももちろん大事なのですが、ネット犯罪にあうのは嫌ですので、、セキュリティ面を重視して選ぼうと思っています。
そこで質問なのですが、ネット銀行のセキュリティについて情報を集めていると、よく、「トークン方式のワンタイムパスワードは安全性が高い」という情報を目にします。
ですが、これが何のことなのか、どういうものなのか、よく分かりません。
トークン方式のワンタイムパスワードとはどんなものなのか、教えてください。
A.安全性に優れた使い切りのパスワード
トークン方式のワンタイムパスワードについてのご質問ですが、まずはワンタイムパスワードについてご説明して、そのあと、トークンについてご説明したいと思います。
ワンタイムパスワードとは、取引などの際に入力が必要なパスワードが、一回ごとに新規で発行されるものです。
一回限りの使い捨てのため、安全性に優れています。
これが一般的な説明ですが、これでは少し分かりにくいので、もう少し説明させていただきます。
そもそもパスワードとは、銀行のキャッシュカードの暗証番号のようなものです。
取引の際に本人確認のために入力を求められますが、困るのは、本人以外であってもパスワードさえ知っていれば取引ができるということです。
そのため、パスワードを盗まれると被害に直結することが多くなっているのです。
しかし、ここで逆転の発想が出てきます。
パスワードを盗まれると被害にあうのは、取引のたびに、毎回、同じパスワードを使用しているからです。
ですから、パスワードが一回ごとに違うようにすれば、たとえ前の回のパスワードを盗まれたとしても、次の回では違うパスワードが必要になってきますから、前の回のパスワードを使われても、被害にあわずに済みます。
このように、一回ごとに違うパスワードが発行されるというのが、ワンタイムパスワードです(ちなみにワンタイムとは、「一回」という意味です)。
次に、トークンについて、ご説明します。
トークンとは、ワンタイムパスワードを表示するための機械です。
機械といっても大きなものではなく、キーホルダー程度のサイズであることがほとんどです。
トークンには液晶式の表示窓が付いていて、そこにワンタイムパスワードが表示されます。
ふつうは、1分ごとに、表示されるワンタイムパスワードが変わります。
これは、用意されたものを順番に表示しているのではなく、プログラムによって自動生成しています。
取引の際には、トークンに表示されているワンタイムパスワードをそのまま入力すればOKです。
ネットバンクの側にも、お持ちのトークンと同じ方式でワンタイムパスワードが生成されるシステムがあり、ワンタイムパスワードが同じであれば、本人が持っている正規のトークンによるもの、とみなされます。
ちなみに、トークンで自動生成されるワンタイムパスワードは、一個一個のトークンごとに違いますので、誰かに、同じネットバンクの他の人のトークンのワンタイムパスワードを入力されても無効となり、被害にあう心配はありません。