宅建協会公式賃貸マンション

賃貸住宅(賃貸マンション・賃貸アパート)とは

賃貸住宅(ちんたいじゅうたく)とは、賃貸借の契約に基づき他人に貸し出すことを目的とした居住用建物全般を指す。

 

賃貸住宅は大別して以下の分類がある。
1.新築時から貸し出し目的で建築されるもの。
2.住宅を購入した後に経済的な理由で手放した物件を新たな購入者が直接住まうことをせずに家賃収入を得るために一定の要件で貸し出す建物。
3.購入後に転勤等で直接居住できず一定の期間だけ不動産業に仲介を依頼し第三者に貸し出す建物。

分譲賃貸マンションとは?

大きく分けて3タイプの種類があります。

 

1、購入された方が、転勤等で住まなくなった為に貸すタイプ。

 

2、分譲マンションの中に、最初から賃貸として貸す予定で造ってあるタイプ。
  (例として、縦に2号室並びは分譲賃貸としている等)

 

3、分譲マンションとして建設したが、あまりに売れず貸し出しているタイプ。

 

販売を目的に造られている為、通常の賃貸物件よりも壁などの造りはしっかりしていて、さすが販売用といったところです。

 

分譲賃貸マンションにこだわって探す方もいるほど人気は高いです。しかし数が少ないのでなかなか見つからないかもしれません。住み心地が良ければ、転居する可能性も低くなるからです。

 

なかには専門に扱っている会社もありますので、こだわりたい方はこういったところで探しましょう。そうでなければ、ピンポイントで探すのは難しいです。

 

■ワンポイントアドバイス
分譲賃貸マンションだからといって、防音が完璧だ! と思われる方がいらっしゃいますが、過剰な期待は禁物です。防音に関しては、完璧なものはありませんので注意してください。

マンションとアパートの違い

マンションとアパートの違いは、建物の構造のみです。
アパートは階数が2階までで木造、あるいは軽量鉄骨造りが中心なのに対し、マンションは階数に制限はなく木造がないという点が異なります。
アパートは小じんまりとしていて家賃が低め、マンションは小洒落ていて家賃もアパートより高いという印象があるかもしれません。
しかし、同じ築年数だとマンションの家賃の方が少し高いのが一般的ですが、築年数の浅いアパートと古いマンションとではアパートの方が高くなります。
家賃は構造ではなく築年数と周辺の利便性で設定され、アパートだから、マンションだからということは関係しないのが実際のところです。

 

 

 

マンションのメリット

 

 

マンションのメリットには、設備の充実と安全面が挙げられます。
鉄筋コンクリート造りの物件が多いため強度があり、火災や地震といった自然災害に遭った時にも被害が少なく済みます。
また、近年はセキュリティ面に配慮し、防犯カメラやオートロックのあるマンションが増えています。
防音対策もしっかりとした造りなら、上の階や隣の入居者の生活音に悩まされることもなく、友人を呼びやすいという面もあります。
マンションは家賃が高そうというイメージがありますが、最近は敷金・礼金ゼロの物件も増えつつあります。

 

アパートのメリット

 

 

住環境の良い地域にリーズナブルな家賃で住むことができるのが、アパートの最大のメリットです。
築年数にもよりますが、家賃と管理費、共益費を足しても比較的手ごろな物件が多い上、家賃の相場にあわせて駐車場も割と安く借りられる場合が多いようです。
また、少し築年数が経っているアパートの場合は、最近建てられた物件よりも収納スペースが広くとられていることが多く、物持ちな方にはおすすめです。
アパートは音が心配…という方は、戸建で区分けされている物件やコンクリート造りの物件を探してみましょう。

高級マンションの条件とは?

何気なく“高級マンション”という言葉を使っていますが、その条件は時代によって移りゆくもの。唯一変わらないのは、いつの時代も多くの人の憧れであり、その時代のマンションを牽引する存在であることです。

 

高級マンション

 

高級マンションはいつ頃から建てられているの?

 

 

いまや都市の当たり前の居住形態であるマンションですが、本格的にその歴史が始まったのは1960年代になってから。戦後からの本格的な復興、東京オリンピックに合わせた経済成長に合わせて急速に増加していきました。そもそも、本来の意味である「マンション=大邸宅」(英語では必ずしも集合住宅を意味する言葉ではない)という言葉からわかるように、当初はマンションという居住スタイルそのものが高級で新しい住まい方。今、分譲マンション業界を牽引する大手デベロッパーもこの時代に都心の一等地で分譲を始めた企業も多く、のちにヴィンテージ・マンション(詳しくは3章目参照)と呼ばれるものの多くもこの時代に生まれました。

 

どんなものが“高級マンション”と呼ばれるのか?

 

 

高級マンションの条件、定義に明確なものがあるわけではありませんが、もっとも大きな影響力があるのが立地条件です。地価の高い都心部を筆頭に、歴史ある土地や利便性の高い場所、希少価値のある立地や住宅地としての環境など、さまざまな立地条件が挙げられます。いずれの場所においても、“住宅地としてニーズの高い立地”ということが言えるでしょう。

 

そうした選ばれし土地に建つマンションはほぼ高額になり、基本的に高級マンションと呼ばれることが多くなります。広さに関しては同じマンション内に幅はありますが、そうしたマンションに一人暮らし用ワンルームはあまり作られませんし、100u超えは当たり前。なかには200u台、300u台など一般的な住戸の数倍もの広さのあるものも。当然、それに見合った価格になります。価格が高くなれば当然、設備や仕様のグレードも上がりますし、敷地計画、共有部、サービス、管理、セキュリティも上質に。自ずと高級マンションらしさが増していきます。また抽象的な価値にはなりますが、建った時点で街を変える、もしくはシンボルになるような「存在感」を纏っていることも特長。作り手の意志や心意気が反映されたマンションが、時代の住まいをリードする“高級マンション”となるのです。

 

“ヴィンテージ”と称される高級マンションは?

 

 

“ヴィンテージ・マンション”という言葉もずいぶん定着しました。日本では長いこと、「中古より新築が良い」とされてきましたが、特に高級マンションにおいて「時間が経つほど味が出て良いものがある」という価値観が広く広まったということです。つまり、いくら高級マンションであっても新築時にヴィンテージ・マンションと呼ばれることはありません。

 

ヴィンテージ・マンションの元祖はマンション草創期である1960年代に建てられたものですが、その後、経済成長とともに贅を尽くしたマンションが続々登場。築年数が経っても分譲価格が下がらなかったり、なかには価格が上がったりするケースが出てきました。こうした価値観、現象が“ヴィンテージ”という市場を作っていくひとつのきっかけになったのかもしれません。

 

タワーマンション(超高層マンション)とは

超高層マンションとは、高さが60メートルを超える住居用建築物のことをいいます。
建築基準法では、高さが60メートルを超える建築物を「超高層建築物」としています。一般的には、高さが60メートル超、又は階数が20階超の住居用建築物を指して超高層マンションと呼ばれています。タワーマンションともいいます。

 

 

 

タワーマンションって何?

 

タワマンって何だか知っていますか?
そう、タワマンというのはタワーマンションの略称です。
では、タワーマンションと一般的なマンションの違いを知っていますか??

 

まずは「階数」!
建築基準法などの構造基準の違いから階数にしておよそ20階以上であることが決められています。

 

次は「高さ」!
一般的には、高さ60m以上のもの、または環境アセスメント条例が適用される「高さ100m以上」のものをタワーマンションとして認められています。

 

 

タワーマンションの魅力

 

タワーマンションと聞いて、皆さんは何を想像されますか?
やはり、まずは高層階からの眺望をイメージされるのではないでしょうか。
しかし、タワーマンションの魅力は高層階からの眺望だけではないんです!?
【1】.24時間のフロントコンシェルジュがホテルのようなサービスをしてくれる。(クリーニングの受け渡しやハイヤー手配等)
【2】友人や地方からの家族などが遊びに来たときに格安でそのマンション内のゲストルームに宿泊ができる
【3】高層マンションを活かし、上階にてパーティー等が時間貸しできる施設があり、利用できる
【4】ジム・プールがマンション内にあり利用できる

 

またタワーマンションは一般のマンションとは違い、内装がワンランク上の仕様が施されていることがおおく、それだけでもタワーマンションという特別感を味わう事ができます。

 

高層階なんて、価格が高すぎて住めないよ・・・・という貴方!
中層階・下層階は高層階に比べ低価格である事が多くありますよ!
中層階、下層階ではたしかに高層階程の眺望は見られませんが、タワーマンションという魅力・特別感・充実感は階数な んて関係ありません!

 

最近では、駅直結やスーパー・保育園・など複合施設と直結しているタイプ・温泉付マンション(自分のお風呂の蛇口を捻ると温泉が出る!)等の、新たな魅力をもったタワーマンションが続々と登場してきています!

 

 

 

タワーマンションのデメリットとは?

 

 

 

タワーマンションとは、タワーのように高く上に伸びた超高層マンションのことです。(略してタワマンと言う人もいます)建物の高さは地上60m以上、階数に換算してだいた い地上20階以上のマンションになります。このタワーマンションあるいは超高層マンションには、「眺望がいい」「近隣の目を気にしなくていい」「日当たりがいい」などメリットはたくさんある反面、デメリットもあります。タワーマンションに住んでから後悔しないためにも、このデメリットはしっかり押さえておきたいですね。

 

デメリット1.当たり前ですが、高所恐怖症の人は住めません。
デメリット2.タワーマンションは耐震構造ではなく制震構造、免震構造です。だから地震が起きたときには、倒れないように地震に合わせて揺れるようになっています。風の影響でも微妙に揺れを感じるマンションもあります。揺れることが大嫌いな人も住めないと言えるでしょう。

 

デメリット3.タワーマンションや超高層マンションでは窓が開けられないマンションがよくあります。また開閉できても、少し風が強いときには窓を開けられません。建物自体がビル風を起こしやすくなっているためバルコニーがあっても洗濯物は干せません。(この風の強さは建物の形状や階層によって大分違います)

 

デメリット4.地震に備えて棚などを固定をするためのビスなどが壁に打てません。タワーマンションだと壁がコンクリートではなく乾式壁でアンカーが打ちにくく、隣の部屋との壁だと軽量鉄骨に打つことになるのでアンカーが打てません。カッコ悪いのですが突っ張り棒等が必要です。

 

デメリット5.エレベーターを長く待つときもあります(タワーマンションによります)
デメリット6.高層階の日当たりの大変良い部屋だと、UVカットシートを貼った窓ガラスを入れていても部屋の壁紙や箪笥が日焼けをするほどの陽射しがあります。また日差しが良すぎると夏は24時間クーラーが必要となる場合もあります。

 

デメリット7.高層階でも、窓を開けると外の声や音が意外なほど大きく聞こえてくるときもあります。

 

タワーマンションのメリットや住み心地のいい点は?

 

いろいろデメリットもあるタワーマンション(超高層マンション)ですが、東京、横浜、大阪、福岡を始め各地で大変人気があるのには、それ以上のメリットや住み心地の良さがきっとあるはずですね。

 

■タワーマンション(超高層マンション)ならではの素晴らしい眺望を毎日楽しめます。
■向かい側に何もなければ、1日中カーテンを開けっ放しにしていられます。これは、本当に気持ちのいいことです。
■南向きの部屋だと特に、日当たりが抜群。冬でも暖房がいらないお部屋もあります。北向きでもタワーマンションの高層階だと大変明るく、日中はあまり照明をつけないで済む場合が多いようです。
■タワーマンションの場合、マンション内にゲストハウス(知人などが泊まれる格安有料の部屋)やイベント用スペースなど便利な設備が備えられているところが多くあります。
■タワーマンション内に医療機関や保育園、カフェなど施設が充実している所も多いです。
■タワーマンションは、多くの住人が気持ちよく住めるように利便性に優れ、たとえばゴミ置き場は各フロアに設備してあったり、自転車置き場に各住居から何台でも自転車が置けたりする場合が多いです。

 

タワーマンションを選ぶなら

 

以上のようなメリット・デメリットが言われるタワーマンション(超高層マンション)ですが、これはあくまでも平均的なメリットとデメリットです。本当の住み心地は、あなたが今考えているタワーマンションの駅からの距離や、回りの環境、何階でどの方角に向いた部屋なのかによって違ってきます。

 

また、最初はデメリットが気になっていたのに、駅のそばで、よく調べると住み心地も良さそうだったのでタワーマンションに決めた人もいます。自分にとって何が本当のメリット、デメリットなのかを考え、タワーマンション(超高層マンション)や分譲・賃貸マンションの失敗しない選び方をしたいものです。