キャバクラ求人・バイト・高収入アルバイト

キャバクラとは

とはキャバクラ嬢と呼ばれる女性スタッフが客の席について接待を行う飲食店のことです。 料金が時間制で接待を行う風俗営業店のことです。 キャバクラの語源はフランス語のキャバレーと英語のクラブが合体した造語であると言われています。 キャバレーのような明朗の時間制でクラブの高級な雰囲気を併せ持つ店のことを言います。 昔は三回通えば店外デートがセールスポイントでした。 キャバクラは時間制というところが特徴で、他のお店と異なるところです。 お客は店外デートを目当てに通う客は後を絶ちません。 昔は繁華街を中心に店舗が増えていったが、現在は郊外にも出店しているところが多いとう傾向があります。 キャバクラ嬢に求められることは感情接待というものです。 感情接待とは常に笑顔での対応や、話を合わせることで相手をいい気分にさせます。 キャバクラは女性が働くことが一般的とされるが、男性従業員が接待するメンズキャバクラも存在します。 キャバクラでは女性従業員でも接待をしないエスコートやバニーガールも存在します。 店外デートに関しては同伴出勤や閉店後にカラオケに行ったりするアフターがあります。 同伴回数はキャバクラ嬢の給与体系に組み込まれており、ノルマを課しているところもあります。 最近では昼キャバという昼の営業を行っている店舗もあります。

 

キャバドレスとはキャバクラ嬢がキャバクラ店内でお客に接待している際に着ているドレスのことです。 キャバドレスは月刊誌、小悪魔アゲハにて人気モデルが着ていたドレスをきっかけに、間で人気になりました。 ドレスは華やかな雰囲気を出すために、非常に派手で、煌びやかな色合いをしたものが多いです。 ドレスは肌の露出が多く、お客にいい気分になってもらうために通常では着ないような露出加減をしています。 ドレスは専門のお店や通販などで意外と安価で売られていることが多いのです。 実際の値段は2000円〜4000円で売られていることが多いです。 売れっ子のキャバ嬢になると特注品を作成したり、高価な装飾品をまとったドレスを着ることもあります。 20000円ほどの値段だと高級ドレスの枠組みに入るといいます。 基本的にキャバクラ嬢は私服で出勤し、店に置いてあるドレスを着ます。 同伴やアフターの場合は外出なので、基本的にはドレスではなく私服の場合が多いようです。 お客は同伴やアフターの際に、キャバクラ嬢の私服姿を見れるということでまた違った魅力があるようです。 ドレスの他にコスメやアクセサリー、バックなどもキャバクラ嬢のために売っているものが存在します。

 

風俗営業法とはキャバクラを営業する上で考慮しなければいけない法律のことです。 風俗営業法は風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律の略称です。 風俗営業法は風営法などと略されることが多いです。 風俗という言葉は客に直接的に性的サービスを提供する営業に使用されていますが、法律上禁止されています。 世間のイメージと実際の法律上の風俗営業とはかなりかけ離れています。 法律の内容としては風俗営業に関する営業時間、営業区域などを規制し、青少年の立ち入りを規制しています。 法律は主に場所で分けられており、大きく接待飲食等営業と遊技場の二つに分かれています。 接待飲食等営業には飲食、ダンス、設備の状況に応じて6種類に分類されます。 遊技場営業は遊戯方法または遊戯設備に応じて分かれています。 営業時間やり営業区域は各都道府県の条例で定められています。 法律の対象はキャバクラだけではありません。 対象はキャバレー、ダンス飲食店、マージャン、バー、ゲームセンター、ソープランドなどがあります。 風俗営業を行うためには各都道府県の公安委員会の許可を得る必要があります。 許可を得るためには人的基準、場所の基準、構造設備の基準を満たさなければなりません。

 

全国にはキャバクラの激戦区が存在します。 基本的に店に依りますが、地域によって客層や飲食代の単価も異なってきます。 六本木や銀座はキャバクラ激戦区のうちの一つです。 六本木は高級な地域のため、御一人様一時間で一人指名した場合の目安は14000円〜50000円です。 新宿や渋谷などはサラリーマンが多いため、比較的安価ですが一時間10000円などのお店が多いようです。 新宿はキャバクラ以外にもホストクラブや違法な性的サービスをお客に与える店などが多数存在しています。 埼玉では大宮が非常にキャバクラ店が多いことで知られています。 昔は風俗店は繁華街のみには出店していたが、現在では地方の駅の周辺や町などにも多数出店しています。 地方の風俗店は安価な店でないと集客率が高くならないため、大都市圏より値段を低めに設定しています。 安価なため、多くを集客が必要な地方キャバクラは、通常を超えたサービスを行っていることが多々あります。 地方の風俗店は集客のため、性的なサービスを行ったり、風営法を違反している店舗も少なくありません。 キャバクラには地域性があるといってもいいでしょう。 その地域ならではの雰囲気やサービス内容、価格などを設定しているところが多いです。 地方に行ったらその地方のキャバクラの雰囲気を楽しむのも一つの楽しみ方でしょう。

 

ガールズバーとはバーテンダーが女性中心のショットバーのことです。 ショットバーとはカウンター越しにバーテンダーがお客に一杯づつお酒を提供するバーのことです。 ガールズバーの発祥は2006年半ばに大阪だと言われています。 当初は大阪を初めてとして東京や名古屋などの大都市圏に多くが出店していました。 現在では大都市圏の郊外にも出店しているところも見られます。 ガールズバーは通常はカウンター席に客が座り、バーテンダーが立ったまま接客をします。 お酒を提供したり、バーテンと会話を楽しむことができます。 料金的にもショットバーに近く、キャバクラにも似ていることから、それらの中間とされています。 ガールズバーは男性客のみならず、女性の入店も認められているところが多いです。 店員は比較的若い店員が多く、大半が20代の女性が接客をしています。 料金の体系は時間単位で決まっていて、それにドリンクやつまみ、サービス料なども追加されます。 お酒はキャバクラほど高くはなく、シャンパンやボトルでも高くても20000円程度とされています。 基本的にはキャバクラより安価で済むが、コスプレや露出度が高かいと料金は割高な店舗が多いようです。 店舗によっては飲み放題のサービスやカラオケまで付いているところもあるといいます。 近年ガールズバーが増加したのは風営法の改正で、キャバクラ営業に規制がかかったためと言われています。 近年キャバクラからガールズバーへの鞍替えが起きているようです。

 
















 

 

 

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キャバ嬢の面接前に知っておきたい!キャバクラアルバイトの欠点

 

「高収入!」
「初心者歓迎!学生でもOK!」
「お酒が飲めなくても大丈夫」

 

こんな求人広告に惹かれてか、気軽な気持ちで「夜の仕事をはじめてみたいかも」と思っている女の子も多いのではないでしょうか?

 

 

しかも「キャバクラ嬢」は、一部の女子たちの間では憧れの職業。

 

ドレスが着られて、ネイルもメイクもばっちり!
髪も綺麗に巻いてもらえて、お客さんからプレゼントをたくさんもらえてお姫さま気分・・・

 

これが彼女たちの「キャバクラ嬢」のイメージなのでしょう。

 

でもちょっと待って下さい!

 

華やかな面だけを見てお仕事を始めると、あとで「こんなはずじゃなかった...!」と後悔するハメになるかもしれません。

 

「高収入だと思っていたのに、実際の手取りは少ない」
「夜型生活・お酒の飲み過ぎのせいで体を壊してしまった」
「ドレス代など、出費がかさむ」

 

など、夜の仕事ならではのデメリットは意外にたくさんあります。

 

今回は、キャバクラでアルバイトする上で考えられるマイナスポイントを実際の例と共に紹介していきたいと思います。

 

あるキャバクラ嬢の1日

 

ほんの気軽な気持ちでキャバクラ嬢のアルバイトを始めたある女子大生の話を事例として挙げたいと思います。

 

最近キャバクラでアルバイトをはじめたA子(21歳、大学生)。

 

サークルの中でも飲める方だし、ノリもよく、男の子にもモテて、おしゃれにもお化粧にも気を遣っています。

 

当然、服もバッグも遊ぶ時間も欲しいA子。
気になる男の子とデートもしたいです。

 

そのためには、奨学金と仕送りだけではとうてい足りそうにありません。

 

だからといって学業そっちのけで働くわけにもいかないし、手っ取り早くお金を稼げる方法がないか探していました。

 

そこで目をつけたのがキャバクラ嬢のバイト。
こうして、よくある動機でA子はキャバクラ嬢になりました。

 

入店1日目

 

今日は初日なので21時〜26時まで。
時給は2300円〜6000円プラスα(同伴料や指名料)。

 

早くお金が欲しかったA子は、体験入店をパスしてすぐにアルバイトとして雇ってもらい、なにもわからず想像だけでやってきました。

 

「今日頑張れば、11,500円〜30,000円プラスα。私のかわいさなら時給4,000円はいくわよね。だと・・・20,000円くらいもらえるかな♪」

 

心は期待でいっぱいです。

 

お店はシャンデリアや革のソファーが並ぶサロン。

 

サークルで褒められた洋服を着てきましたが、カジュアル過ぎるのでホールでは普段着に見えてしまいます。

 

当然、ドレスの用意をしていないA子は、お店で貸し出している衣装を着ることになりました。

 

美容院にも行ってこなかったので、ヘアースタイルは適当にアップにしてからカチューシャをつけることにします。

 

お化粧は、お店に来るまでに街で配っていた試供品のルージュをちょっと濃いめに引いてみました。

 

それでもまわりの先輩と自分を比べると、どうしても地味で見劣りしてしまいます。
結局、ヘアメイクもお店の専属メイクさんにお願いすることにしました。

 

マスターにつけてもらった源氏名を渡された名詞に記入して、借りたライターとハンカチとペンを持ったら準備OK。

 

今日は初めてなので、ニューフェイスとして1番テーブルから最後のテーブルまでお客さまに顔見せして回ったA子。

 

「はじめてだから」と席に着くたび飲まされるうえ、握手を求められ、応じたらそのままハグされ、お尻までむぎゅ。

 

おさわり禁止のお店なのに・・・。
愛想よく振る舞っていたけど、お酒で気分は朦朧としていました。

 

そうこうしているうちに、やっとのことで初日の勤務が終了しました。

 

「今日はご苦労さま。お給料は今日必要かな?」とマスター。

 

すぐにでもお金が欲しいA子は、今日のうちにいただいて帰ることにしました。

 

「嫌な思いもしたんだし、絶対時給アップしてるはず!」
期待が高まります。

 

「はい、じゃあこれね。入店時は引き抜きでもない限り最低時給の2,300円。実績に応じてあげていくから頑張ってね。

 

今日は衣装合わせや説明で1時間かかったから本当は遅刻だけど、今回だけ特別に免除して、4時間分あげるね。

 

ここから所得税を引いた額に、ヘアメイク代と、ドレスレンタル料(クリーニング料込み)を差し引いておいたから、確認してからサインしていってね。」

 

と、手渡された封筒の中身は6,280円!

 

2300円(時給) ×�(勤務時間) −♂~(所得税10%) −♂~(レンタルドレスとヘアメイク代) =♂~

 

(うそ!こんなに安いの!?)

 

A子はがっかり。

 

意気消沈のA子は、帰り支度をはじめました

 

しかし、先ほどついた最後のテーブルのお客さまからアフターのお誘いがかかります。先輩も一緒なので、空気を読んでついていくことにしたA子。

 

その後、帰宅できたのは朝の4時です。

 

帰るやいなや疲れ果てて眠ってしまったA子でしたが、朝の6時に携帯が鳴って起こされてしまいます。

 

昨夜最初に接客したお客さまからのモーニングコールでした。

 

このまま起きて支度したら、すぐに大学です。

 

二日酔いに寝不足で講義はまともに聞いていられませんでした。
お昼も食欲がなく、栄養ドリンク1本ですませてしまいます。

 

胃薬と頭痛薬でなんとかしのいで帰宅したA子。

 

「明日は大学が休みだからゆっくり寝ていよう。」
そう思った矢先、またも携帯が鳴ります。

 

昨夜のお客さまから同伴出勤のお誘いの電話でした。

 

いかがでしょうか?
ここまで読むだけでも、キャバクラバイトのマイナス面がいくつか見えてきたのではないでしょうか。

 

A子はこの後、キャバクラのアルバイトを約1年間続けますが、生活習慣の乱れ、人間関係での悩みなどからうつ病を発症し、体も壊して大学も休学してしまいます。

 

意中の彼には、「ケバくなったしタバコ臭い」とあっけなくふられてしまいます。

 

結果的にはキャバクラ嬢も辞めてしまい、実家に帰って静養することになるのです。

 

以上のA子の例を元に、キャバクラのアルバイトのマイナスポイントを挙げていきたいと思います。

キャバクラアルバイトのマイナスポイントとは?

罰金が高い
遅刻したら罰金をとられた(例:1万〜数万円)
連絡欠勤したら罰金をとられた(例:1万〜数万円)
無断欠勤したら罰金をとられた(例:数万円)

 

経費がかかる
ドレスやお着物などの貸衣装代+クリーニング代(例:1回1,000〜2,000円)
衣装購入代(例:1着1万円〜数万円)
美容代(ネイル、美容院、エステ、脱毛など)
営業活動で使う電話代
タクシー代(アフターの帰りは送迎がないので)
お客さまへのプレゼント代
お店の送迎代(有料のところもある)

 

勤務時間以外で割く時間が長い
同伴出勤のときは1〜2時間早く準備してお客さんに付き合わなければならない
勤務終了後もアフターのお誘いがあったら付き合わなければならない
お客さまとのメール・電話のやり取りに時間がかかる(人によっては1日に1,000回以上メール・電話でやりとりをする)
ヘアメイクなど、出勤前の身支度に時間がかかる
休日でもお客さまからのお誘いがある
指名が多くなればなるほど、お客さまに付き合う時間も多くなる

 

不健康な生活スタイルに陥りやすい
昼夜逆転になりやすいので体内時計が狂う
お酒をご一緒するお店がほとんどなので、肝臓を悪くした
タバコの煙が充満する店内で長い時間過ごすので、肺や肌に悪い
お酒がないと眠れなくなった
タバコが止められなくなった
不摂生がたたってうつ病を発症してしまった

 

職業病になった
プライベートでも他人のタバコに火をつけてしまいそうになる
プライベートでも、隣に座った人に密着してしまう
お会計をお願いするときに、指を交差させて「おあいそ」と言ってしまう
横に座ってお客さまのほうを向くので背骨がずれる
いつお客さまに遭遇するかもわからないので、身支度に手を抜けない

 

恋愛がうまくいかない
キャバクラのことがバレて彼氏に振られてしまった
「前よりケバくなった」と言われた
同年代の男の子との会話がつまらなく感じるようになってしまった
男性の下心を見透かせるようになったので、男性に不信感を抱くようになってしまった
おごってもらうのに慣れてしまって、「割り勘?ありえない!」とつい思ってしまう
プレゼントをあげたら高価過ぎて引かれた
高価なプレゼントをもらい慣れているので、ちょっとしたプレゼントをもらっても喜べない

 

社会生活がスムーズにいかない
金銭感覚が麻痺して節約できなくなった
普通のお給料だとバカバカしくて働けない
賃貸マンションを借りる時に「キャバクラで働いている」と言ったら断られた
仕事をやめても、お客さまとの縁がなかなか切れない
親に言えない

 

困ったお客さまが多い
暴言を吐かれた
身体を触られた
とにかく飲まそうとしてくる
プライベートで(同伴しないで)会おうとしてくる
ホテルに連れ込まれそうになった
贈り物や指名の見返りにキスやおさわりを要求してくる
困った要求をされ、断ったら逆切れされた
お客さまの妻や彼女が、自分を愛人と勘違いして怒鳴り込んできた
お客さま同士のいざこざや警察沙汰に巻き込まれることがある

 

店外での危険が増えた
夜の一人歩きが多くなったため、痴漢に遭いやすくなった
お客さまに後をつけられて自宅がバレてしまった
お客さまがストーカーになってしまい、その人から逃げるために引越しが必要になった

 

困ったお店だった
働いていたお店の経営者が夜逃げしたのでお給料がもらえなかった
店内恋愛禁止にもかかわらず、ボーイや送りの店員が手を出してきた
「成績が悪い」という理由でクビになった
異常に飲まされ、急性アルコール中毒になって病院に運ばれた
他の従業員の無断欠勤が多く、休みでも頻繁に呼ばれて困った
所得税を10%ひかれていたのに、それは実際国には払われていなかった(この場合、結果的に働いている本人が脱税したことになります)

 

以上、キャバクラのバイトをする上で考えられるマイナスポイントを挙げてみました。いずれもよくあることなので、キャバクラ嬢ならこの内どれかは経験したことがあるでしょう。

 

また、水商売は究極の接客業とも言えるほど、高い接客スキルを求められる仕事でもあります。

 

無資格で始められるからと言って、誰にも適性があるわけではありません。

 

他の仕事と同じように、プロとして仕事に真摯に向き合い、努力を重ねなければ、高収入には結びつかない難しい仕事なのです。

 

キャバクラのアルバイトを考えているのなら、このような多くのリスクを差し引いても自分にプラスになる仕事かどうか、よく考えた上で決めることをおすすめいたします。

体入(体験入店)ではわからないキャバクラの実態【体験談】

 

最近の若い女性が憧れるという「キャバクラ嬢」という仕事。高収入を求めて、気軽に夜の世界に飛び込む女性が多いようです。

 

しかしこうした仕事の求人広告や募集サイトにある「ノルマ無し」「高収入」「アットホームなお店」「お酒が飲めなくても大丈夫」などの言葉を安易に信じてはいけません。

 

実際、この世界には、入った人しか知りえない、危険やリスクがたくさんあるのです。

 

夜の世界でキャバクラ嬢として働いた経験がある女性がその裏事情を語ってくれました。

 

 

【体験者の情報】
名前:白石 ひより(仮名)
性別:女性
当時の年齢:18〜20歳
当時の職業:キャバクラ嬢(フリーター)
当時の月収: 30万〜70万円
勤続年数:およそ2年
勤務地:神奈川県内

 

キャバクラの華やかな世界に潜む闇

 

最近「キャバクラ嬢」は、その華やかなイメージから、若い女の子が憧れる仕事になっています。

 

「綺麗なドレスを身にまとい、お客様と楽しくお話をしながらお酒を飲むだけで、高いお給料がもらえる!」と思っている女性が多いのでしょう。

 

そして私もその憧れを持って夜の仕事を始めた一人でした。

 

実際、私がこの仕事で稼いだお給料は、週3〜4日出勤の場合は平均30〜40万円、週6出勤の場合は平均60〜70万円くらいで、かなりの高収入でした。

 

しかし一方で、非常にハイリスクな仕事でもあるのです。

 

キャバクラの募集広告には「高収入」「ノルマ無し」など、応募する女の子に都合のいいことばかりが書かれています。

 

その上、面接や体入(体験入店)の時までは、店長やスタッフも優しくしてくれるので、すぐにこの世界の現実は見えてきません。

 

ところが、しばらく留まってみると、実際にはノルマやセクハラ、いじめなど、数々のデメリットがあることを思い知らされることになるのです。

 

ここでは、およそ2年間いくつかのお店でキャバクラ嬢として働いた私が、この仕事のマイナス面を、経験をもとにお話します。

 

このアルバイトをすることになったきっかけ

 

私がキャバクラでアルバイトをすることになったきっかけは、母親が家に男を連れ込んで、一緒に住み始めたことです。それで家に居づらくなり、一人暮らしをはじめることにしました。

 

もちろんお金が必要なので、「手っ取り早く大金を稼げる」と思い、夜の世界に飛び込んだのです。

 

でもそこには思いもよらない落とし穴が待っていました。

 

「ノルマは一切ありません!」を信じないで

 

キャバクラ嬢の募集広告には、「ノルマは一切ありません!」とよく書かれています。「ノルマがないなら、楽だし、私にも出来るかも...」と安易に考える人もいるでしょう。

 

私も「ノルマがなければ、待機しているだけで時給が発生するのだから、こんなに楽な仕事はないのではないか?」と最初は思っていました。

 

しかし実際に働きはじめて指名のお客様が増えてくると、最初は何も言わなかったオーナー・店長・ボーイなどが「今日は指名のお客様が来るのか?」と確認してくるようになるのです。

 

来るのであれば「何人来るのか?」と聞かれ、人数が少ない、一人も来ないとなると、営業の電話やメールをするように、プレッシャーをかけられます。

 

一方、指名が取れない子に対しては、店長やボーイの態度は冷たくなり、口調もきつくなります。「バックルームで営業電話かけてこい!」と怒鳴られたり、閉店後に説教されることもあるのです。

 

しかも、指名さえ取れればいいという訳ではありません。

 

私は指名を5本取った日に呼びだされて、「可愛い顔してるんだから、もっと客呼び込めよ!できるだろ!」と、声を荒げられ、後ろから蹴り飛ばされたこともあります。

 

募集の時に「ノルマはない」と謳っていても、客商売ですから、結局は暗黙のノルマがあるのです。ですから「また呼び出されて蹴られるのではないか」という重圧がその後も付きまとい、精神的にかなりこたえました。

 

お客さんのセクハラ、枕営業の要求

 

入店の際にはたいてい「お客様がセクハラ行為を働いた場合は遠慮なく申し出てね」と言われます。

 

しかし「セクハラ行為が起きても、私はお店に守られている」と安心してはいけません。「女の子と楽しくお話をして、一緒にお酒を飲むだけ」というお客さんは、ほとんどいないからです。

 

例えばお客さんから「彼氏はいるの?」と聞かれても、キャバクラ嬢は(たとえ彼氏がいても)「いない」と答えます。接客業ですから、それがお客さんへのサービスです。

 

しかしお客さんはこれを聞くと、女の子に対して自分の恋人のように接しても構わないと勘違いしてしまうのです。

 

私は常連のお客さんに、ブラジャーやスカートの中に手を入れられたり、胸や太ももを触られたり、無理やりキスをされたりしたことがあります。

 

ところが、セクハラ行為が行われた場合でも、お店は売り上げが大切なので、見て見ぬふりをするのが現実です。特に大金を落としてくれる常連のお客さんには強く言えません。

 

私はお客さんに注意するどころか、逆に私の方が「お客様を怒らせないように、気をつけて」と注意されたことがあります。もちろん触られてもお給料は増えませんし、嫌な思いをするだけでした。

 

また枕営業をしている同僚のお客さんにつくと、「あの子はさせてくれるのに」と憤慨されることもあります。店側も「枕営業は禁止」と公言しながら、実際は何も言いません。

 

ストーカーへエスカレート

 

お客さんが「ストーカー化」してしまうことがありこれも深刻な問題です。

 

私たちがメールや電話でお客さんに営業をかける時、お金を使いたくないお客さんが、お店ではなくほかの場所で会おうと提案してくることがあります。

 

同伴のお誘いをしてみても、「お店に出勤するまでなら...」とどうにかお店に行かずに会おうとするのです。

 

こういうタイプの人は、メールや電話がしつこかったり、やきもち焼きで面倒くさかったりする上に、徐々にストーカー化してしまうことがあります。

 

そしてひどい場合には、毎日、何十回ものメールや着信があり、こちらが返信しなかったり電話に出なかったりすると、怒り出すのです。

 

さらにお店が終わる時間に外で待ち伏せしたり、自分の彼氏のような態度を取られたり、後をつけられて家を知られてしまうという事態に陥ることもあります。

 

こちらは「お店の中のお付き合い」と割り切っていても、お客さんにはそれが通用しないのです。

 

陰湿な女のいじめ

 

入店の際に「ここのお店の女の子たちは、みんな優しくて仲がいいから安心してね」とスタッフに言われることがありますが、これも安心してはいけません。

 

女の子同士、表面上は仲良く見えますが、キャバクラはお客さんの指名を奪い合う下克上の世界ですから、いじめが多いのです。

 

私も入店したてのころは周囲に優しくしてもらっていましたが、指名を取るようになってからは、先輩や同期の子の態度が豹変し、いじめを受けました。

 

例えば、お店では「ヘルプ」として、別の女の子を指名したお客さんの席につくことがあります。

 

その時は「ヘルプ」ですが、後日、そのお客さんから改めて自分が指名をいただくことがあります。すると「お客様を取られた」ということになり、もともと指名を受けていた女の子から嫌がらせを受けたことがあります。

 

また「ナンバーワンの座が危うい」「自分より若い」「自分より経験が浅いのに、人気がある」などの理由でいじめは起こります。

 

「あの子は枕営業をしている」「あの子は○○さんのことを、こんな風に悪く言っていたから、指名するのはやめたほうがいい」など、私もデマを流されたりしました。

 

他にもドレスや靴を捨てられたり、席を立ち上がった時に足をひっかけられたりしたこともあります。

 

飲みたくもないのにお客さんの前で「○○さんはお酒が強いから」と無理やり一気飲みをさせられたり、稼いだお金を全て抜き取られるようなこともありました。

 

女同士が牽制し合いながら接客をするので、精神的にもかなり疲れる仕事なのです。

 

ドレスやヘアメイク、携帯代にお金が消えていく

 

接客のためにさまざまな経費がかかることもネックです。お店側が負担してくれるのであれば問題ありませんが、たいていのお店では衣装代や携帯代は自己負担になります。

 

特に身なりを気にしなければならない仕事なので、ドレス代やヘアメイク代などには、かなりのお金がかかります。

 

毎日同じドレスは着られませんし、常連のお客様の好みに合わせたものを購入したり、イベント時はそれにあった衣装をその都度揃えたりしなければいけません。

 

ヘアメイクもセットするのに毎回お金が掛かります。

 

店で専属の美容室やヘアメイクさんを押さえている場合は、1回500円〜1000円程度ですが、それがない場合は大変です。

 

自分でセットするか、さもなければ毎回美容室に行かなければならないので、2000〜3000円の出費になります。爪もきれいにしなければいけないので、ネイルサロン代もかかります。

 

私の場合は、お給料から天引きされる、店のヘアメイク代以外に、こうした衣装・美容関係に毎月4万〜5万円程度かかっていました。

 

さらに一番出費がかさんだのが、営業に使う携帯電話代です。

 

私はプライベート用と仕事用と、2台の携帯電話を使い分けていたのですが、プライベート用の料金が2万円の一方で、仕事用は一番多い月で8万円にもなりました。

 

お店から支給されてもいいのではないかと思いましたが、申し出ることはできませんでした。

 

お酒や不規則な生活リズムで、体調不良に

 

この仕事をすると、健康的な生活を送れなくなってしまうことも大きなデメリットです。

 

キャバクラの募集では、「お酒を飲めない子も大丈夫!」などと求人誌には書かれていることがありますが、実際はそういうわけにはいきません。

 

私は、お酒を飲みたくなかったので、ソフトドリンクを頼んでいましたが、お客さんに気づかれて焼酎などを足して飲まされたことがあります。

 

さらに、お客さんが開けたボトルやシャンパンなどもっと強いお酒を飲まなくてはならないこともあるのです。そのせいで、二日酔いで体調を崩してしまうこともたびたびありました。

 

また昼間寝て、夜働く昼夜逆転の生活も体にこたえます。そして日光を浴びないせいで体調不良になっただけでなく、精神的にも不安定になってしまったのです。

 

結局、心が落ち込んだ状態が長引いてしまい、仕事も辞めざるを得なくなりました。

 

体や心までも蝕んでしまうのは、この仕事の一番恐ろしい部分だと思います。

 

恐ろしいリスクがあることを忘れないで

 

私の体験談を元に、一見華やかに見えるキャバクラ嬢のマイナス面を見てきましたが、いかがだったでしょうか?

 

厳しいノルマ、セクハラ、ストーカー、いじめ...。これらは、ある意味、社会勉強になるのかもしれませんが、あまり経験したくないものですし、経験しなくてもいいことだと思います。

 

もちろん全てのお店が、私の体験談に当てはまる訳ではありませんが、逆に私の体験よりはるかに恐ろしいこともたくさんあるかもしれません。

 

この仕事は短時間で大金が手に入るなど、メリットがあることも確かです。しかしそれとひきかえに、数々のデメリットや、リスクがあることを忘れないでほしいと思います。

 

華やかで、憧れる世界かもしれませんが、もしあなたが働くのであれば、メリットだけを見るのではな、デメリットきちんと踏まえ、リスクを覚悟して臨むことが大切だと思います。

 

夜のお仕事については、以下の記事でも詳しく特集しております。

夜のお仕事の種類を徹底解説。店選びの前に確認すべきことまとめ

 

水商売のアルバイトといえば、華やかで時給が高いイメージがありますよね。

 

ただ一言で水商売といっても、その種類は様々です。

 

高い接客スキルを要求される高級クラブ、若い女の子が多いキャバクラやガールズバー、近所のお客さんが多いスナックなど、それぞれ特徴や仕事内容、時給が変わってきます。

 

 

「はじめてだけど水商売のバイトを始めてみたい!でも、どうやってお店を決めればいいの?」

 

はじめはこんなふうに悩む方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、お店の種類や仕事内容、時給相場について紹介した上で、お店を選ぶときに気をつけたいポイントや面接に行く時の注意点についてもみていきたいと思います。

 

水商売のアルバイトを検討している方、興味がある方は必見です!
【目次】
水商売のアルバイトってどんな種類があるの? クラブ・ラウンジ
キャバクラ
ガールズバー
スナック・パブ

 

お店の種類を決めるときのポイント
店側に確認すべきこと
面接のときに気をつけたいポイント

 

水商売のアルバイトってどんな種類があるの?

 

今回の記事では、「水商売= 一緒にお酒を飲んだり話したりして、お客さんを楽しませるお仕事(風俗など、アダルトな要素を含むものは除外)」とさせていただきます。

 

代表的なお店の種類について、時給が高い順に紹介していきましょう。

 

クラブ・ラウンジ

 

クラブといっても、若者が踊りに行く「クラブ」ではなく、銀座を代表とする高級クラブのことです。

 

料金は非常に高額で、時間制限がない代わりに席に座った時点で数万円のチャージが発生し、ホステスを指名する際も「指名料(ホステスチャージ)」がかかります。

 

クラブと似ている業態にラウンジがありますが、ラウンジはクラブよりも料金がやや安く、指名料も発生しないお店が多いようです。

 

仕事内容や求められるスキルは?

 

お客さんの席に座り、お酒を作ったり、タバコに火を点けたりしながらおもてなしをします。

 

勤務時間以外のお付き合い(同伴やアフター、メールや電話のやり取り)も当然必要になってきます。

 

高級クラブのホステスは、容姿だけでなく品格のあるマナーや高い教養も要求されるので、見た目を磨くだけではダメです。中には、お客さんとの会話のために新聞や経済誌・新書を通読する人もいるそうです。

 

お店によっては指名に厳しいノルマが課せられているので、指名を勝ち取るためにも上に書いたような様々な努力が必要になってくるんですね。

 

客層は?

 

年齢層は高めです。企業のトップや重役クラス、著名人など、お金に余裕のある大人の男性客が多くを占めます。

 

高級クラブの場合は会員制なので一見さんはお断り、初めてのお客さんはすでに会員となっている人の紹介で来店します。

 

働いているキャストの年齢層

 

20〜30代が多いようです。

 

服装は?

 

例えアルバイトでも、勤務時の衣装・ヘアメイク・ネイルは細かいところまで気を遣う必要があります。ただしアルバイトの場合、衣装のレンタルを利用するケースも多いようです。

 

ヘアメイクの設備があるお店もありますが、利用する場合はお給料から利用料を引かれます。

 

また、お店によっては出勤時の服装についても一定の決まりがあります。(ジーンズNG、だらしない服装NGなど)

 

平均的な時給

 

高級クラブは、日給で2?4万円。

 

それ以外のアットホームなクラブでも、都心で時給4,000?5,000円が相場です。ただしルックスや経験によって、最初から高い金額を提示されることもあります。

 

また、指名されると指名料(ホステスチャージ)が支払われ、指名が多く入るほど報酬もアップしていく仕組みをとっています。

 

また、自分がついた席で高いボトルが入るなど、売り上げに貢献した場合はママから別途お小遣いをもらえたり、お客さんから直接チップをもらえることもあります。

 

キャバクラ

 

クラブ・ラウンジと同様 お客さんの席に同席して接客します。

 

ただ、キャバクラは「キャバレーのような明確な会計で、クラブのような接待を受けられる」というのが売りなので、クラブほど高額ではありません。料金体系は時間制のセット料金で、延長するごとに料金が加算されます。

 

クラブ・ラウンジはお客さんと静かに会話を楽しむイメージがありますが、キャバクラはどちらかというとワイワイ騒いで楽しむイメージです。

 

仕事内容や求められるスキルは?

 

お酒を作る、タバコに火を付けるなど、基本的にはクラブと同じですが、ハイレベルな会話や接客は要求されません。お客さんと楽しくおしゃべりすることがメインです。

 

ただ、こちらもクラブ同様 指名を多く取ることが求められますし、勤務時間外のお付き合い(同伴やアフター・メールのやり取りなど)が必要になります。

 

時には酔ったお客さんに体を触られることもありますが、ムキになって怒るのは厳禁。笑って受け流すくらいでないとつとまりません。

 

客層は?

 

クラブやラウンジと比較すると料金が安いので、普通のサラリーマンがよく訪れます。一見さんお断り、会員制といったシステムもないので、新規のお客さんも多いです。

 

働いているキャストの年齢層

 

18〜23歳くらいの子が多いようです。

 

服装は?

 

基本はドレスファッションで、無料で貸し出してくれるお店もあります。ただし、サイズや好みに合わない場合は、自分専用のドレスを買う必要があります。

 

お店によっては専属のヘアメイクさんがいたり、近所の美容室と提携していてそこでヘアメイクをしてもらえます。(無料、もしくは有料でも1,000円前後)

 

平均的な時給

 

2,000〜3,000円、有名店だと5,000円程度が相場です。

 

さらにお客さんから指名があれば、指名料(例:本指名が1,000円、場内指名が500円など)が別にもらえるので、指名が多くなるほどお給料が増えるしくみです。

 

ガールズバー

 

バーテンダー(テンダーアイドルと呼ぶことも)が全て女性のバーのことを「ガールズバー」と呼びます。

 

クラブやキャバクラではお客さんの隣に座って接客しますが、ガールズバーで働く女性はあくまでバーテンダー。女性はカウンター越しに立って接客します。

 

店内もカジュアルなバーのスタイル(モニターで映画やスポーツを流したり、ダーツやカラオケがあったりなど)をとっているところが多いです。

 

また、0時以降の営業が禁止されているクラブやキャバクラと違い、ガールズバーは終夜営業が可能です。

 

仕事内容と求められるスキルは?

 

カウンター内でお酒を作り、カウンター越しに会話をして接客します。指名・同伴・アフターなどのシステムはありません。

 

お客さんの隣に座って接客するわけではないので、クラブやキャバクラよりも気軽にはじめられます。

 

ただし長時間ハイヒールで立ちっぱなしなので、体力的にはキツイかもしれません。(カウンター内では低いサンダルでもOKというお店もあるので確認してみて下さい。)

 

働いているキャストの年齢層

 

20代前半の若いスタッフが多く、それ以上の年齢層のお店は「レディースバー」と呼ばれています。

 

客層は?

 

クラブやキャバクラよりも料金体系が安く気軽に入れるので、比較的若いお客さんが多いようです。

 

服装は?

 

衣装やヘアメイクのルールはお店によって異なります。

 

Tシャツ+ジーンズでOKなお店から、胸元の開いたセクシーなシャツ、露出度の高いコスチュームを制服として支給されるお店もあります。プチ情報ですが、露出度が高いお店ほど時給が高くなる傾向があります。

 

平均的な時給

 

キャバクラと比較すると時給は安めです。地域にもよりますが、都心だと1,500?4,000円くらいです。

 

スナック・パブ

 

スナックとパブ(アイリッシュパブ・英国風パブではない)には明確な違いはありません。

 

強いて言えば、パブのほうが比較的女性の数が多く、スナックの場合はママとアルバイトの女性の二人だけ、もしくはママだけというケースもあります。

 

そのお店のママや他の常連さんに会うために来ている人が多く、全体的にアットホームなお店が多いことが特徴です。

 

パブの場合は、「韓国パブ」「フィリピンパブ」など外国人だけを雇っているお店や、「熟女パブ」などジャンルが限定されているお店もあります。

 

仕事内容と求められるスキルは?

 

お酒や料理を提供しながらお客さんの話し相手をし、時にはお客さんと一緒にカラオケを楽しみます。

 

もちろん指名・同伴・アフターなどのシステムはありません。特に着飾る必要もないので気軽に働けます。

 

働いているキャストの年齢層

 

20〜40代など、幅広い年齢の女性が働いています。

 

客層は?

 

年齢層はだいぶ高めです。

 

近所のおじちゃん、おじいちゃんが来るんですね^^

 

服装は?

 

衣装やヘアメイクについては、ルールなし、私服OKのお店が多いです。

 

平均的な時給

 

パブの場合はお店の規模にもよりますが、都心部で2,000?3,000円程度。

 

スナックは地域によって差がありますが、お店の規模が小さいので1,700?2,000円程度が相場のようです。

 

お店の種類を決めるときのポイント

 

どのようなお店で働こうか悩んだときは、これから説明するポイントをチェックしてください!

 

どれくらいの時間を費やせるのか?

 

学校や昼間の仕事の傍らで水商売のアルバイトをしたい!という方も多いと思います。その場合は、どれくらいの時間をアルバイトに費やせるか検討してみましょう。

 

クラブやキャバクラは勤務時間以外の付き合いが多いので、その分プライベートの時間を削らなくてはいけません。

 

出勤前にお客さんと待ち合わせし、食事をしてからお店に行く同伴
閉店後、お客さんと食事などに出かけるアフター

 

家に帰ってからも、営業メールを送ったり、電話をかけたりしなければいけません。

 

したがって、「シフトで決められた時間以外は一切時間をとりたくない!」という方にクラブやキャバクラは向いてないと思います。

 

あくまでも学校や昼間の仕事に支障がない程度に働きたいなら、
出勤時間(何時までに出勤すればいいか)
勤務時間(最低何時間働く必要があるか、絶対にいなくてはいけない時間帯はあるか)
退勤時間(時間通りに上がれるか、終電までの勤務OKかなど)
アフター、同伴があるか
ノルマがあるか

 

など、時間に関すること、時間外勤務のことについて細かく確認する必要があります。

 

ちなみに、ガールズバーやスナック・パブの場合、勤務時間以外の付き合いがないお店が多いので(同伴・アフター・ノルマがないお店が多い)、「お店に出勤している時以外は時間をとりたくない!」という方でも働きやすいと思います。

 

どれくらい稼ぎたいのか?

 

どれくらい稼ぎたいのか――お小遣い程度の収入でいいのか、あるいは生活を支えるくらいのお金が必要なのか――によっても、選ぶお店が変わってくると思います。

 

ちゃんと稼ぎたいならクラブやキャバクラがおすすめですが、指名をとるための努力・出費の負担も多くなるので、そこのところをよく心得る必要があります。

 

見た目に気を遣う必要があるので、衣装代、美容院代、エステ代がかかりますし、お客さんとやり取りをする携帯電話の料金も馬鹿になりません。

 

また、先にも述べたように勤務時間以外の付き合いでとられる時間が多いので、それも勤務時間として計算すると実際の時給はだいぶ低くなってしまうかもしれませんね。

 

もちろん、指名が多くもらえるようになったらその分お給料も上がります。中には月数百万円以上稼ぐカリスマキャバ嬢もいるので、それを目指して本気でがんばる!というならクラブ・キャバクラでお水の花道を極めるのもいいかもしれません。

 

しかし、普通のキャバクラ嬢の平均月収は約32万円だそうです。ここからもろもろかかるお金を引くと、OLさんと変わらない給料になってしまうかもしれません。

 

気軽にお小遣い程度のお金を稼ぎたい場合は、やはりガールズバーやスナック・パブをおすすめします。

 

クラブ・キャバクラより時給が安くなる分、勤務時間外の付き合いや美容代・衣装代も必要ないので気軽に働くことができます。

 

お客さんの隣に座るor立って接客

 

今回紹介した中だと、ガールズバー以外のお店は基本的にお客さんの隣に座って接客します。それが苦手な場合はガールズバーがおすすめですが、ガールズバーは終始立って接客をするので意外に体力が要ります。

 

お客さんとの距離が近いが、座って接客できるお店
カウンター越しの接客でOKだが、終始立ちっぱなしのお店

 

どちらが自分に向いているか検討してみましょう。

 

店側に確認すべきこと

 

お店に確認したいこと、質問したいことをあらかじめメモしておき、面接の時に担当者に聞きましょう。曖昧なままお仕事を始めてしまうと、後々「こんなはずじゃなかった!」ということになりかねません。

 

お店によって給料、システム、待遇、条件などが大きく異なりますが、基本は次のようなことを確認しておきましょう。

 

給料システム
勤務開始時の時給
研修期間中の時給が、募集要項に掲載されている時給と異なる場合があります。
指名料やバックのシステム
本指名1本ごとにいくらのバックがあるか、ボトル1本ごとに何%のバックがあるか、など。
給料の締め日、支払い日
給料の日払い、週払いは可能か
給料の支払い方法
手渡しか、振り込みかなど

 

ドレス、ヘアメイク

 

募集要項に「レンタルドレス有り、ヘアメイク有り」と書かれている場合は、それらが無料なのか有料なのか(いくらなのか)を確認しておきましょう。こうした経費を福利厚生費という名目で給料から引くお店もありますので、要注意です。

 

特にキャバクラの場合、キャスト用に凝ったデザインの名刺を作りますが、こうした費用も給料から差し引かれていることがありますので、事前にチェックしておきましょう。

 

税金

 

基本は、お給料から源泉徴収されるお店、源泉徴収票を発行してくれるお店を選びましょう!

 

したがって、「源泉徴収はされるのか」「源泉徴収票は発行されるのか」は事前によく確認しておく必要があります。税金に関してはっきり説明してくれないお店はあやしいと思ってください!

 

中には、源泉徴収しておきながら実際は納税していないという悪質なお店もあります。十分注意しましょう。

 

罰金・ノルマ

 

遅刻や欠勤のペナルティーとして罰金制度を設けているお店もあるので、お店のルールを確認しておきましょう。中には、指名・同伴などのノルマが達成できないときのペナルティーを設けているお店もあります。

 

また、「ノルマはあるのか」「どういったノルマがあるのか」も要確認です。ノルマが厳しそうなお店はやめておいたほうが無難です。

 

お店のルール

 

仕事内容や服装については、お店によって異なるルールが設けられています。

 

例えばキャバクラでは、同伴・アフターや営業メール・営業電話を義務付けているところがあったり、比較的ゆるいイメージがあるガールズバーやスナックでも、服装やヘアメイクに一定のルールがあったりします。

 

細かいところですが、事前によくチェックしておきましょう。

 

送迎

 

終電後まで働くキャストのために送迎が用意されているお店も多いですが、送迎の有無、(ある場合は)無料か有料かについても確認しておきましょう。

 

面接が店外で行われる場合は要注意!

 

「キャバクラのお店だと思って面接を受けてみたら、実は風俗店だった!」ということがあるので、注意が必要です。

 

面接の予約をした際、面接場所として喫茶店などお店以外の場所を指定された場合、そのお店は風俗店の可能性が高いです。

 

面接のときに気をつけたいポイント

 

面接をするお店のスタッフは、あなたのことをシビアな目でチェックしています。面接のときに気をつけたいこと、心がけたいことは何でしょうか?

 

女性らしく、清潔感のある装いで

 

好感度が高く、なおかつ自分に似合う服装を選んで下さい。

 

ただしクラブやキャバクラの場合、ジーパン、Tシャツなどのカジュアルな服装はNG。

 

ワンピースやちょっとセクシーなスーツにヒールなど、女性らしい服装のほうが好印象です。

 

ヘアメイクやネイルにも手を抜かないでください。手抜きだとずぼらで清潔感のない印象を与えてしまうので、面接で落とされる可能性があります。

 

特に高級クラブの場合、かなり細かい部分まで観察されます。

 

ヒールが泥で汚れていたり、ストッキングが伝染していたり、ハンカチがシワだらけだと、気配りのない女性だと思われてしまいます。

 

肌荒れはなるべくカバーして

 

素肌に自信のある人は薄いメイクで、シミなどが気になる人はなるべくメイクでカバーして、肌をきれいに見せる努力をしましょう。

 

男性客は、顔の造作より肌がきれいな女性を好む傾向があるので、面接するスタッフもメイクの上手さより素肌を観察しています。

 

どんな美人でも、近くで見た時に肌がボコボコだったら興冷めしてしまいます。無駄毛や眉毛などもキレイにケアしておきましょう。

 

受け答えは明るく

 

もっとも気をつけたいのは話し方、態度です。

 

基本は明るく元気に!お店の人はコミュニケーションがうまく取れるかどうか、社交性を観察しています。
相手の目を見ない
笑顔が無い
陰気な感じがする
ボソボソと話す

 

など、非社交的な態度だと面接で落とされてしまいます。

 

必要以上に明るく振る舞ったり媚を売る必要はありませんが、なるべく笑顔を絶やさず、はっきりとした話し方をするようにしましょう。

 

正直に答える

 

面接ではさまざまな質問をされます。

 

例えば、「志望動機」「週にどれくらい働けるか」「昼間の仕事はしているか」について、そして経験者には、「以前働いていたお店の名前や当時の時給」「働いていた期間」「辞めた理由」などを聞かれます。

 

質問には正直に答えましょう。

 

水商売は未経験なのに経験ありだと言ったり、「雇ってくれたら何十人もお客さんを呼ぶことができる!」など過剰なアピールをするのは逆効果です。

 

「経験がないと雇ってもらえないのでは?」と心配する人もいますが、あえて素人を好むお店もあります。未経験なら正直にそう答えましょう。

 

年齢と顔が確認できるものを持参しよう

 

免許証やパスポート、学生証など、生年月日と顔が確認できる身分証明書を持参しましょう。水商売のアルバイトは18歳以上でなければ働くことができません。

 

したがって面接の際は、必ず本人確認書類を提示する必要があるのです。(こうした確認をしてこないお店は要注意。働かないほうが無難です。)

 

また、簡単な履歴書が必要なこともあります。

 

最近は高い時給に惹かれて水商売に挑戦する若い女性が多いですが、ただ決められたことをすれば良い普通のウエイトレスに比べると、何かと苦労が多い仕事だと思います。

 

会話力や高いコミュケーション能力が要求されますし、お店によっては容姿や服装、髪やネイルにまで気を遣わなくてはいけません。

 

あとで、「思ってた仕事と違う!」「こんなハズじゃなかった」とがっかりしないためにも、お店を選ぶときは、仕事内容、服装、給料システムなど、細かいところまでよく調べた上でアルバイトをするかどうか検討するようにしましょう。

夜のお仕事の現実。セクハラ、いじめ、ストーカーなど華やか世界の裏側

 

華やかな店内、綺麗なドレス、高いお酒を飲みながら素敵な男性たちと楽しくおしゃべりするだけ。さらにお給料も高い夢のようなバイト。

 

「水商売のアルバイト」といえば、こんな華やかなイメージを持つ方も多いと思うのですが、その実態はどうなのでしょう。

 

華やかなイメージや高時給に釣られて水商売のアルバイトを始めてみたものの、働き始めたら「こんなはずじゃなかった!」と思われる方も非常に多いようです。

 

 

今回は、実際に働いてみないとわからない水商売アルバイトの意外なマイナス面を、実際の事例と共に紹介していきたいと思います。

 

これから水商売のアルバイトをはじめてみようかなと思っている方は特に必見です。

 

ちなみに、ホステスさんのお仕事の実態(仕事内容、お給料など)については『ホステスアルバイトの時給、勤務時間、通勤、良い点、大変なところ』で特集しています。
【目次】
肉体的にしんどい、意外に体力が要る
いじめやセクハラなど精神的に辛い
出費が多くてバカバカしい
お付き合いに時間がとられてプライベートがない
変な人につきまとわれる

 

私自身、20代の頃水商売のアルバイトをいくつか体験したことがあります。

 

フリーのデザイナーという仕事柄、ヨーロッパやアメリカに仕事を兼ねて旅行に行ったり、デザインのサンプルになる商品を買ったり、身につける洋服や小物に気を遣ったりしていたので、日常的にある程度お金が必要でした。

 

デザイナーの収入だけではとてもまかないきれないので、水商売のアルバイトを並行して行なっていたのです。

 

働いたのは、銀座と赤坂のクラブ、六本木のスタンドバー、西麻布のパブ、青山のスナックなど。いずれも毎日アルバイトをしていたわけではありませんが、1ヶ月に稼げる金額は、多い時で20万円ほどでした。

 

ちなみに、同じお店に長く勤めると人間関係でトラブルがおきやすくなるので、1年以上同じお店に勤めたことはありません。

 

私が感じた水商売のメリットは、お給料が高いこともそうですが、様々な職業を持つ友人関係が広がったこと。

 

今回の記事は、水商売の現場で働いていた時の経験、友人から聞いた話、お店で聞いた話などをもとに執筆しております。したがって、紹介するエピソードは基本的にすべて実話になります。

 

肉体的にしんどい、意外に体力が要る

 

高給に惹かれて始めた水商売のアルバイト。

 

きれいな衣装を着て、笑顔で接客していればいいだけだと思っていたら、意外に体力が要るようです。

 

高いヒールが体にダメージ

 

OLの給料だけでは生活するのがやっとなので、夜のアルバイトをしようかと探していたところ、男性の友人が「感じの良いお店があるよ」と教えてくれました。

 

それが都内の中心地にある、とあるガールズバー。

 

友人いわく、客層もスーツ姿のサラリーマンが多く、シャツとスカートの制服で、「いやらしい感じはないよ!」とのこと。

 

席に座って接客することにはなんとなく抵抗がありましたが、「カウンターでお酒を作って話をするだけなら私でもできるかも」と、高時給に惹かれてすぐ働き始めました。

 

ところが、お店では高いヒールを履かなければならないルール。最初の1時間は我慢できましたが、2時間過ぎるともう足が痛くて痛くて...。

 

お店の先輩に聞いたら、やはり足が疲れてむくむとのこと。「そのうち慣れてくるよ!」とは言われたのですが、私は1週間でギブアップ。

 

足が疲れるだけではなく、腰痛にもなってしまい、マッサージに通わないと身体が持ちません。結局マッサージ代もバカにならないので、辞めてしまいました。

 

酒やけで声がしゃがれる

 

キャバクラのアルバイトを始めて1年半。

 

時給も高く、お店には満足していました。

 

しかし、少し前から声に異変が...。

 

風邪を引いているわけでもないのに、声が枯れてハスキーボイスになってしまったのです。

 

いわゆる「酒焼け」というような感じの声で、最初はすぐ治るかなと思っていたのですが、一向に良くなりません。

 

お医者さんに行ったところ、「お酒を飲みながら賑やかに声を出すことは、喉に負担をかけしまう」とのこと。私の場合はそれに加えてタバコがありました。

 

お客さんとの会話がもたないとすぐタバコを吸うクセがあり、1日のアルバイトで1箱以上吸うようになっていたのです。

 

まだ20代の前半なのに、中年女性のようなしゃがれ声...。

 

この声が定着してしまうのが怖くなり、将来のことを考えて辞めることにしました。

 

お酒の飲み過ぎで胃潰瘍に

 

都心部のとあるクラブでアルバイトをしていました。

 

本業はモデルなのですが、26歳を過ぎて若い時ほど稼ぐことができなくなり、将来が見えないなと思っていた頃に、街で勧誘されたのです。

 

ママと会って提示された時給は6,000円。

 

しかも私だけは特別に、お客さまの立て替えやノルマもなしという条件です。「いてくれるだけで華があるから」ということなので、OKして働き始めました。

 

接客はそれほど苦痛ではなく、モデル時代に培った立ち居振る舞いが美しいとそれなりに指名客も増えていきました。

 

しかし、シャンパンから水割りまで、1日のおつきあいで飲むお酒の量がハンパじゃありません。

 

強制ではないのですが、「もう飲めない」なんて言ったら場がシラケますし、私自身、お酒が嫌いではなかったので日に日に量が増えていきました。

 

そんな日々を続けていたら、ある日、胃の激痛で倒れてしまったのです。お酒の飲み過ぎとストレスで、胃潰瘍と診断されました。

 

いくらお給料が良くても、身体を壊しては何にもならないですね。2 週間の入院をきっかけに、お店は辞めることになりました。

 

精神的に辛い!いじめやセクハラをうけることがある

 

よく「女ばかりの職場は人間関係が大変だ」と言いますが、実際クラブやキャバクラでも女性スタッフ同士のいさかいやいじめなどがあるようです。

 

また、お客さんとの距離が近い分セクハラを受けることも多いのだとか。

 

軽く見られることにウンザリ

 

「どうせ水商売でアルバイトするなら、きれいなドレスで着飾って、美しさをアピールしたい!と思い、お客さんが多い都心のキャバクラでアルバイトを始めました。

 

そこそこの外見の私は、ドレスとヘアメイクでもっと美人度アップ。お客さんにも「君、美人だね〜」と褒められることが多く、最初は楽しくアルバイトしていました。

 

お店も、サラリーマンなど大人の男性が多く、落ち着いた雰囲気で下品なことはほとんどありませんでした。

 

しかし、一見大人でインテリジェンスな感じの人ほど、酔ってくると露骨にホテルに行こうと誘ってくるんですよね。

 

やんわり断ると、「キャバ嬢のクセにきどるな!」とか、「どうせ、陰で営業してるんだろ」などと言われてしまいます。

 

先月も「ホテルに付き合うなら指名してあげる」と言われ、断ったらいきなりキレて怒鳴られてしまいました。

 

こんなことが度重なるうちにストレスがたまり、結局辞めてしまいました。

 

女性同士の陰湿ないじめ

 

お水の世界は、女の園。昔から女性同士の足の引っ張り合いや、いじめがあることは、なんとなく聞いていました。

 

でもキャバクラのアルバイトは「みんな若いからそんなことはないかな?」と軽く考えていたのです。

 

私がアルバイトをしていたお店は芸能人もよく来る有名店。お客さんも女の子も多く活気がありました。

 

働き始めてからすぐ指名が入り、あっという間に数を伸ばしていったのです。

 

ところがそれに嫉妬した周囲のキャバクラ嬢たちから、いじめを受けてしまいます。

 

最初は無視されることから始まりました。

 

気にしないように明るく振る舞っていましたが、それも気に入らないのかいじめはエスカレート。

 

お店から借りたドレスではなく、自分で用意したドレスを着ているときにかぎって、酔ったふりしてわざと濃い色のお酒をこぼされるのです。

 

しかも私のお客さんに「あの娘はお客さんと寝てお金をもらっている」「性病のお医者さんを紹介してって言われた」など、ありもしないことを吹き込むのです。

 

ストレスまでためて「何のために働いているのだろう」と思ったら、急に虚しくなりお店を辞めました。

 

辞めてから偶然街で出会ったお客さんに「同僚たちが君のこと、お財布やアクセサリーを盗むクセがあると言ってたよ」と聞いた時はさすがに頭に血が上りました。

 

もう二度と足を踏み入れることのない世界ですが、悔しい気持ちでいっぱいです。

 

お触りあり?のガールズバー

 

ガールズバーはキャバクラと違い、カウンター越しでお酒を作って話をするだけなので、セクハラはないだろうと思い、アルバイトをはじめました。

 

ところが実際に働き始めてみると、セクハラは日常茶飯事でした。

 

このお店では、制服のシャツのボタンを胸元がチラっと見えるくらいまで開けるのがルールだったのです。

 

すると、ちょっと前かがみになった時に平気で手を差し入れてきたり、写メで写真を撮ろうとしたりするお客さんがたくさんいました。

 

こちらもあまりキツくは怒れないので上手に逃げるようにしていますが、中にはしつこく触ってくる人もいます。

 

ひどい時は男の店長が注意をしてくれるのですが、やはりお客さんなので見て見ぬふりをする時もあるのです。

 

酔ったお客さんにいきなり胸元に深く手を差し入れられ、乳房を触られてしまったこともありますが、この時も店長は軽く注意しただけ。

 

このままセクハラがエスカレートしていくとイヤなので、お店を変えました。

 

出費が多くてバカバカしい

 

水商売のアルバイトは時給が高い一方で、出て行くお金も多いようです。

 

少しでも自分を華やかで美しく見せるために、エステ、ネイル、美容院は欠かせません。それに加えてドレス代もかかる場合があります。

 

さらにお客さんへのプレゼント代、お客さんと連絡をとる携帯電話の料金も意外とかさみます。

 

アルバイトのつもりが、経費がかさんで本末転倒になってしまったという「金銭的なマイナス面」の事例をご紹介しましょう。

 

気がつくとドレスの山

 

私は昼間は重役秘書の仕事をしています。容姿だけではなく、知識や会話力には自信がありました。

 

そこでキャバクラよりももっとグレードの高いアルバイトが可能だと思い、思い切って都心のクラブでアルバイトを始めたのです。

 

私はアルバイトなので、高価な着物やドレスを着る必要はないと言われたのですが、やはり仕事用のスーツというわけにはいきません。

 

そこで何枚か、結婚式の二次会などに着ていくようなドレスワンピースを購入。合わせて靴やアクセサリーなども用意しました。

 

すると、普段の髪型ではバランスが悪いので、ヘアメイクサロンでセットをしてもらうことに。

 

結局、ヘアメイク代・衣装代・ネイルサロン代・エステ代などをお給料から引くと、残りはほんの2〜3万円。

 

毎回気を遣う上に、普段は着ることもないドレスが増えていくのがバカバカしくなってしまい、半年で辞めてしまいました。

 

人気を保つために自腹でプレゼント

 

私はお店の中では人気のあるキャバ嬢だったのですが、その分出費も多いです。

 

アルバイトといっても努力次第でお給料上がるので、努力を惜しまずさまざまな気配りをしています。

 

例えば、いつも指名してくれるお客さんの誕生日に高価なプレゼントをあげたり、オフの日にレストランでごちそうしたり。

 

バレンタインデーには有名パティシエのチョコ、クリスマスにはネクタイ・ソックスなど、挙げてみたらきりがありません。

 

ある時、こうした出費を改めて家計簿アプリで確認してみたのです。

 

すると、本当にバカにならない金額を使っていることに気がついてしまいました。

 

もちろん指名数をキープできる見返りもありますが、このままお水の道で生きていくつもりもありません。私は急に虚しくなり、疲れを感じてしまいました。

 

今、体調不良を理由にお店を休んでいますが、このまま辞める予定です。

 

バイト代がネイルサロン代に消えてしまう

 

時給2,000円のガールズバーでアルバイトしています。

 

他のアルバイトよりも稼げるし、お店は制服なので衣装代もかからなくていいかなと思って勤め始めたのですが、意外なところで出費がありました!

 

お酒を出す時に、お客さんの目につきやすいのが手元です。

 

そのため、指先をきれいに見せるためにネイルにお金をかける女の子が多く、みんなネイルサロンに通っています。

 

私も誘われて行くようになったのですが、そのネイルサロンは1回2万円ほどします。

 

また、ヘアスタイルをセットするのに美容院にこまめに通ったり、エステでお肌を磨いたり。

 

他の女の子がキレイにしていると、自分もキレイでいたい!とライバル意識が芽生えてしまうのです。

 

結局、1ヶ月7〜8万円は稼げても、サロン代だけで3〜4万円消えてしまいます。手元に残るのは3万円ほど。

 

なぜバイトのためにサロン通いしなければならないのか自分でも分からなくなってしまったので、もっと経費のかからないアルバイトを今探しているところです。

 

お付き合いに時間がとられてプライベートがない!

 

水商売の場合、働くのは店内の時間だけとは限りません。

 

いかに常連さんを作るかにかかっているので、普段のお付き合いも大切な仕事になります。

 

アルバイトとはいえ「時間なので帰ります!」と、お客さまを置いてさっさと帰ることは許されません。お店以外の時間でも、電話やメール、食事などのお付き合いがあります。

 

「アルバイトだと思って気軽に始めたのに、こんなに時間を取られるなんて!」という「時間的なマイナス面」の実例を紹介しましょう。

 

副業のつもりが本業までおろそかに

 

昼間は会社で働いていますが、収入を増やすため、軽い気持ちで水商売のアルバイトをはじめました。

 

ところが働きはじめてから「何ヶ月も本指名を取れないと、クビになることがある」という噂を聞き、私は焦ってしまったのです。

 

もちろん指名が多くなれば時給も上がり、キックバックもあるでしょう。しかし、ただ店内で感じ良くしているだけでは指名は取れません。

 

そこで始めたのが、お客さんへのメール攻撃。会社の昼休みを利用して、「会いたいな」という営業メールをたくさんのお客さんに送るのです。

 

しかも「恋人に送るような感じで」と同僚からアドバイスされていたので、一斉送信ではなく、一件一件個別に送らなければなりません。

 

結構時間がかかってしまい、メールを送るだけで休憩時間が終わってしまうこともありました。もちろん来てくれた人には、「昨日は楽しかったね」など、さらに個別にメールを送ります。

 

また、売れっ子キャバ嬢を見習って、新しいお客さんの名前や特徴、好みなどを細かく記録する「仕事用メモ」までつけるようになりました。

 

こうして営業に長い時間を割くようになったのです。結局、本業の昼間の仕事が疎かになってしまいました。

 

軽い副業のつもりだったのにこれでは本末転倒なので、もう辞めるつもりです。

 

オールでカラオケに付き合わされる

 

大学進学で上京。一人暮らしを始めたとき、近所のスナックに「女性スタッフ募集」の張り紙を見つけ、アルバイトをするようになりました。

 

都心のキャバクラは田舎者の私にはちょっと怖いイメージがありましたが、ここなら近所なので歩いて帰れます。ママさんも気さくな人で、楽そうな仕事だなと思いました。

 

時給は1,800円で、仕事は夜7時〜11時までということでした。

 

ところが、お客さんはみんな常連さんばかりで、11時になってもなかなか帰りません!カラオケが始まってしまうと、明け方になってしまうこともあります。

 

引き止められると帰りづらいので、朝までお付き合いすることも多くなりました。その分、時給をもらえるのはいいのですが、疲れて学校を休んでしまうこともあります。

 

こんなことが続いてしまうと良くないなと思い、学業を理由に結局辞めさせてもらいました。

 

休日もパーティーや食事、ゴルフに付き合わされる

 

アルバイトだから、本職のホステスさんほどでは大変ではないだろうと思って始めたクラブでの仕事。

 

ところが、店外で先輩のホステスさんとお客さんに付き合わなければならない時間が長過ぎます。

 

しかし自分を可愛がってくれるお姉さま方に誘われると、オフの時間でも断れません。

 

店から強制された訳ではありませんが、お姉さま方が誘われたアフターの食事には付き合っていました。

 

お姉さま方は、お客さんからホテルに誘われないよう、二人きりになるのを避けるために私を連れて行くのです。

 

こういう時はお客さんから、美味しいお寿司やフグなど高級料理をごちそうしていただくこともありました。しかし、私は正直早く帰ってお茶漬けでも食べてさっさと寝たいんです。

 

休みの日もゴルフに付き合ったり、お客さまのパーティーに華を添えるためにお姉さま方と一緒に参加したりするので、プライベートな時間はほとんどありません。

 

もちろん全部奢ってもらえますが、私にはこういう時間は苦痛なだけです。その上身体もキツくなってきたので、お店は辞めてしまいました。

 

変な人につきまとわれることも...

 

いろいろな人との出会いがある水商売のお仕事。

 

昼間の世界では絶対に出会うことのない業種の人と出会うのは刺激になりますが、その反面出会いたくない人と出会ってしまう確率も高くなります。

 

一見ちゃんとした紳士でも、お酒が入ると性格が変わってしまう人も多く、また客と接客スタッフという立場を忘れ、ストーカーまがいの行動をしてしまう人もいるようです。

 

危ない人に追いかけられてしまい、お店を辞めることになったという実例をご紹介しましょう。

 

勘違いされて、ストーカーまがいの行為に発展!

 

キャバクラは仮想恋愛の場所です。お客さんをいい気分にさせて、俺のこと好きなのかも!?とちょっと期待をさせて、指名をしてもらう。

 

そのためにはヨイショしたり、恋人のように甘えたセリフを言ったり、時にはメールで「寂しいな」なんてつぶやいてしまうこともあります。

 

こういうことは、キャバ嬢ならみんなやっていることなのですが、お客さんによっては勘違いしてしまう人もいるのです。

 

ある男性の場合、最初は頻繁にお店に来るだけだったのですが、そのうち毎日何度もメールが来るようになりました。

 

やがて休みの日にデートに誘われたり、お店が終わるまで待っていたりと、徐々にしつこくなっていったのです。

 

お店の人と相談をして2 週間休みを取り、男性には「入院したけど、入院先はプライベートなので教えられない」と言ってもらいました。

 

すると数週間後にはメールも来なくなり、もう大丈夫かなと思って安心していた矢先。

 

久しぶりにお店に出勤しようとしたら、駅で男性にバッタリ...。

 

「いつか来ると思って毎日待ってた」と言われ、ぞっとします。

 

その場は「お店を辞めるので挨拶に来ただけ、田舎に帰る」ととっさにウソをついて、走って逃げました。

 

しかし待ちぶせ行為がエスカレートしたら、今後どんな目に遭うか分かりません。ストーカーは怖いので、本当にお店は辞めることにしました。

 

ガールズバーでストーカーに遭う

 

ガールズバーならカウンター超しの接客なので、お客さんと親しくならないで済むと思っていました。

 

ところが、私目当てで熱心に通ってくるお客さんが現れます。最初は良かったのですが、だんだん私を独占するようになったのです。

 

他のお客さんにお酒作ったり話をしたりすると、必ず邪魔をしてきます。店長がやんわりとたしなめてくれるのですが、彼は平気な様子。

 

そんなある日、お店の外で待ち伏せされました。その時強引に腕を取られたので、私は思わず悲鳴を上げてしまいます。

 

他のお客さんが引き離してくれたのですが、それで恨まれてしまったようです。

 

次の日もお店に来て、大声で私の悪口を話し始めました。

 

結局その人は出入り禁止になり、お店には来なくなったのですが、その後私の家のポストに脅迫状まがいのラブレターがたくさん入るようになったのです。

 

その手紙には宛名も切手もなく、直接投函したものでした。私は怖くなったのでお店を辞め、家も引越しました。

 

追跡されていたら困るので、今は弟のアパートで同居しています。その後は半年以上何もないのでもう大丈夫だと思いますが、もう水商売のアルバイトはこりごりです。

 

アットホームなスナックは密度が高いので勘違いも多い?

 

近所にお料理が自慢のアットホームなスナックがあり、「手が足りないからアルバイトして!」と頼まれたので夜だけ働くことになりました。

 

カウンターの中だけの仕事なのでお客さんに触られるようなこともなく、楽しく働いていました。

 

ある日、ママが急用で外出した時のこと。いつも店の隅で静かに飲んでいる、ある常連さんと二人きりになります。

 

ほとんど話したことがなかったので気まずくてテレビを付けたら、たまたま大きな事件があり、それをきっかけにおしゃべりが弾みました。

 

以来、お店に来ると私とよく話すようになり、やがてママが「お似合いね」などと冷やかしはじめたのです。すると彼は、「私が自分に好意を持っているのでは」と勘違いしてしまいました。

 

私が終わる時間までずっと残っていたり、他の人と話していると睨んだり、用もないのに私を呼んだりするようになりました。

 

朝晩偶然を装って近所で出会うことも多いのですが、明らかに待ち伏せです。

 

ある日、昼間会社を早退して家に戻ったら、その人が私の部屋の前にいて、無理やりドアをこじ開けようとしているところを発見してしまいます。

 

怖かったので、ママに電話をしてお店を辞めさせてもらい、しばらく友人の家に逃げました。

 

そして1ヶ月後自宅に戻ったら、ポストに袋に入った指輪と「待っている」というメモが!

 

これ以上エスカレートしたら本当に怖いことになると思い、指輪はママから返してもらうように頼み、アパートは引き払って実家に戻りました。

 

一見紳士風に見える人でも要注意

 

ホステスのアルバイトをしている時、会社の重役で独身、しかも外見もかっこいいお客さんと仲良くなりました。

 

店外で二人きりになっても、身体に触ったりホテルに誘うこともなく、紳士的な人でした。

 

ある夜、食事の後に「今日は運転手付きの会社の車で送ってあげるから」と言われ、家の近くまで送って貰うことになります。

 

ウトウトとして気がついたら、車はラブホテルの駐車場に到着していたのです!しかも運転手はいなくなっていて、肩を抱かれ強引にホテルの部屋に引きずり込まれます。

 

「もういい加減にいいだろう!」と、いつもの紳士的な態度から豹変!ほとんど脅しです。

 

怖かったのですが、騒いだりすると逆上しそうだったので、「一緒に暮している妹に、今夜は帰らないと電話させてね!」と軽い調子で言い、携帯が聞きとりづらいふりをして部屋から抜け出すことに成功しました。

 

靴は室内に置きっぱなしでしたが一目散に逃げ、家まで追いかけられたら怖いので、その日は友人の家に逃げ込んだのです。

 

もちろんお店は急病になったことにして辞めました。

 

男性って外見だけではわからないものだなと実感。やはり時給の高いアルバイトにはリスクがつきものですね。

 

ハイリターンにはハイリスクがつきもの

 

水商売を経験した結果、思わぬリスクを抱えて仕事を辞めることになった人たちの体験談をご紹介しました。

 

しかし水商売のマイナス面はこれだけではありません。

 

水商売の仕事は世間的に偏見が多く、アルバイトをしているというだけで、彼氏や友人・家族から大きな誤解を招く恐れもあります。

 

またこうしたお店の経営には、暴力団など反社会的な組織が関わっていることもあり、気がついたら犯罪に巻き込まれてしまうという可能性もあるのです。

 

「高収入」に惹かれて気軽な気持ちで始めるには、あまりにリスクが高すぎると思いませんか?

 

これから水商売のアルバイトをはじめてみようと思っている方は、こうしたリスクがあることも知った上で、よく考えてみて下さいね。

派遣ホステスはノルマ、アフター、同伴なし、終電帰りって本当?

 

ホステスの世界にも派遣があることをご存知でしょうか。

 

現場では、「ヘルプ」とも呼ばれる派遣ホステス。
夜のお仕事専門でスタッフを派遣する派遣会社があるのです。

 

 

「昼間の本業の合間に夜のお仕事をしたい」
「1つのお店に長くいたくない」
このような方に、派遣ホステスのお仕事がおすすめです。

 

しかし、
「店専属の子よりだいぶお給料が下がるんでしょ?」
「衣装はどうすればいいの?」
「送迎は?」

 

まだ派遣のお仕事をしたことがない場合、いろいろな不安、疑問があると思います。

 

そこで今回は、ホステスの派遣会社の実態、働くときの注意点などについてまとめて紹介していきます。

 

ホステスの派遣会社はどうやって見つけるの?

 

ネットの検索エンジンで、「ホステス 派遣」「キャバクラ 派遣」「ナイトワーク 派遣」などと検索すると、多くのナイトワーク専門派遣会社があるのがわかります。この中から、自分に合った会社を選びましょう。

 

仕事内容について

 

派遣の依頼がきたり自分の希望しているお店から連絡が入ったら、お店に出勤して、お客さんと楽しく会話をすることが基本的なお仕事となります。

 

お酒を一緒に飲むということもそうですが、カラオケがあるお店ではお客さんとカラオケを歌ったりもします。

 

ボーイがいるお店では洗い物をすることは滅多にありませんが、スナックやボーイがいないお店では洗い物をしなくてはなりません。

 

勤務時間は1日3、4時間のところが多いですが、それより短い時間でも長い時間でも勤務可能な場合があります。

 

また、だいたいどこの会社も「未経験者OK」「研修あり」となっているため、未経験の方でも安心してお仕事始めることができます。

 

登録や1日の流れについて

 

『TRY18』という派遣会社を例に見て行きましょう。

 

まずは、登録専用フォームからメールを送信します。

 

 

東京都中野にある会社で15分程度の登録を行うと、登録自体は完了になり、自分の働きたい店をインターネットで選んで仕事が始められます。

 

続いて、1日の流れについてですが、

 

まず、18時くらいまでにメールで配信される仕事の依頼を見て、自分の行きたいお店を選びます。(1週間先までの仕事が見られるので、事前に予約することも出来るそうです。)そして

 

 

20時にはお店にGO。
店員に挨拶後、更衣室等の説明を受け、用意が出来たら仕事開始になります。(出勤時間は店によって違いますが、基本的に19時〜22時からのスタートが多いそうです。)

 

 

帰宅時間ですが、店によって就業時間は違います。帰宅時間になったら、仕事を終えて帰る準備をします。給料を全額日払いでもらい、店の送迎を利用して帰ります。

 

ホステス派遣のメリット

 

ノルマ、アフター、同伴がない

 

ホステスとしてお店に勤める場合、売上にノルマがあるところが多いですが、派遣の場合はノルマはありません。したがって、営業の必要なし、お客さんに携帯番号など個人情報を教える必要もありません。

 

アフターや同伴もなし。気楽に決められた時間だけ働くことができます。(お店所属のホステスさんのお仕事についてまとめた記事はこちら)

 

衣装、化粧道具は用意されていることが多い

 

衣装や髪の毛をセットする用具は事務所で用意されている場合が多いので、自分で揃える必要はありません。

 

メイクは、自分の好みのメイクをしていっても良いですし、メイクの担当の人がいるお店なら、おまかせにやってもらうのも良いですね。

 

自由に働ける

 

自分の予定に合わせ、出勤できる日だけ申告するところがほとんどなので、自由に働くことができます。

 

終電まででOK

 

「終電までに帰りたい」と希望を出していれば、そのとおりにしてくれます。終電を過ぎて働く場合、帰りは家まで送ってもらえます。

 

ホステス派遣のデメリット?

 

拘束時間が長い?

 

実働3時間などと書かれていても、準備時間や移動時間を踏まえると、拘束時間は5時間以上...なんてことも珍しくありません。

 

慣れないお店での気遣い

 

基本的に毎回違うお店に派遣されますので、その都度、ルールやシステムを学ばなければなりません。お店専属のホステスさん、スタッフさんたちとも「はじめまして」なことが多いので、何かと気を遣うことも多いでしょう。

 

給与関係について

 

時給について

 

時給は2,000円〜3,000円程度のところが多く、全額日払いでもらえるところがほとんどです。

 

時給+α

 

慣れて指名が入ると、日給にプラスされて別途1,000円程度インセンティブをもらえます。また、外国語が話せる場合は外国の方が来店されたら着くように頼まれるので、それに対しての報酬もあります。

 

税金について

 

法律により、ホステスさんのお仕事の報酬は源泉徴収の対象になっています。派遣会社が派遣ホステスに報酬を支払うとき、源泉徴収があります。

 

ホステス派遣会社を選ぶときの注意点

 

最後に、ホステスの派遣会社を選ぶ時の注意点についてまとめました。

 

厚生労働省の認可を受けているか

 

法人として派遣業務を行なわなければ違法になるのですが、中には個人で派遣業務を行なっているところもあります。法人として派遣業務を行っている派遣会社は、厚生労働省の認可を受けているので、必ずその認可を受けている会社を選びましょう。

 

どのような店舗と契約しているか

 

有名店と契約している派遣会社はそれなりに安心できるところと考えていいと思います。

 

インターネットで口コミを調べる

 

大手の派遣会社であればあるほど、登録スタッフの口コミも多く載っていると思います。「○○○(会社名) 口コミ」「○○○(会社名) 評判」などで検索して、その派遣会社の評判や、登録スタッフの体験談を探してみましょう。

 

自分の条件に合っているか
勤務地
勤務時間(拘束時間)
お給料
送迎の有無
衣装貸出の有無

 

など、自分にとって譲れない条件を書きだして、その条件にマッチする会社を選びましょう。

ホステスアルバイトの時給、勤務時間、通勤、良い点、大変なところ

 

ホステスのアルバイトは、勤務が短時間でありながら時給が高い、人気アルバイトの1つです。

 

仕事内容の基本は、お客さんとお話ししながらお酒を作ったり、注いだり。座って行うお仕事がほとんどですから、楽そうなお仕事のように思えますよね。

 

でも実際はどうなのでしょうか?

 

「キャバクラ」や「スナック」、「クラブ」「バー」など、お店の営業形態によってホステスの仕事やサービスは様々です。今回はホステスのアルバイトについて、その仕事内容、営業、ノルマ、良い所、大変な所など、気になることについて紹介したいと思います。

 

 

【目次】
・ ホステスって何?
・ ホステスの仕事はどこで見つけるの?
・ ホステスの時給は?
・ ホステスの勤務時間は?
・ ホステスの仕事内容
・ 勤務以外の営業活動について
・ 通勤はどうなるの?
・ ホステスの良いところは?
・ ホステスの大変なところは?
・ 注意点
・ ノルマとかあるの?

 

ホステスって何?

 

昭和30年頃、日本では飲食店で男性客をもてなす仕事に従事する女性をホステスと呼んでいました。「ウェイトレス」もホステスと呼ばれていたのです。

 

しかし、東京オリンピックを開催する際にホステスという呼称を見直し、1964年以降は「スナック」や「クラブ」「バー」などで働く女性をホステスと呼ぶようになりました。

 

ホステスは、お客さんをもてなす高い技術と充実した知識を持ち合わせたプロフェッショナルの女性のこと。時には、お店が重要な交渉の場所になることもあります。

 

空気を読み適切な対応をしなければなりません。ただニコニコしてお酒を注げばいいという単純なお仕事ではないのです。

 

ホステスのお仕事はどこで見つけるの?

 

仕事を探す前に注意すべきことがあります。それは年齢です。ホステスは18歳以上から出来るお仕事です。年齢を偽る行為はお店に迷惑をかけるだけではなく、自分自身を傷つけることにもなります。絶対にしてはいけません。

 

さて、ホステスのアルバイトを探すにあたり、まずどのような営業形態のお店で働きたいのかを明確にしましょう。時給に目がくらんでお店を選んでしまうと入店してから嫌な思いをすることもあります。

 

例えば、「高級な雰囲気で高いサービスが求められるお店、服装はドレスが基本で、髪もセットが必要」、「アットホームで親しみやすい雰囲気が求められるお店、服装はカジュアルなものでOK」など、一言でホステスと言っても、働くお店は多種多様です。

 

入店してから困らないためにも、高級志向の「クラブ」、アットホームな「スナック」、華やかな「キャバクラ」のうち、どこで働きたいかくらいは絞って探すようにしましょう。

 

アルバイト情報は、無料のアルバイト情報サイト(フロム・エー、an、バイトルドットコムなど)や無料の求人雑誌(タウンワークなど)に多く掲載されています。

 

ホステスの時給は?

 

都市部や地方によって時給は大きく変わります。また、営業形態によっても変わります。都市部の高級クラブだと、時給3,000〜5,000円ぐらい。
都市部のスナックでは1,500円〜1,800円程度。地方のスナックだと時給1,200円程度〜になります。一般的な他のアルバイトの時給に比べ、非常に高い時給になっています。

 

ホステスの勤務時間は?

 

お店の開店時間はおおむね20時ごろ。
したがって、20時までにはお店を完璧に整えておかなければなりません。

 

高級クラブなどの場合、ホステスは基本的に自分自身の準備だけです。開店の準備はホステスやお店のサポートをするボーイが行います。一方、開店準備もホステスがしなければいけないお店もあります。

 

どちらにしても開店前の準備時間がありますので、2時間から1時間半前、つまり18:00〜18:30には出勤することになります。

 

退店時間についてはママやオーナーとの相談ですが、終電までなど通勤状況に合わせてもらうこともできます。

 

ホステスの仕事内容

 

ホステスはお客様をもてなすプロ。 基本的なお仕事は、「お客様にお酒を作って出すこと」「お話し相手になること」ですが、一番大切なのはお客さまに気持ち良く、楽しい時間を過ごしてもらうことです。

 

そのための準備は開店前から始まります。 お店の準備を整えるのはもちろんですが、自分を美しく飾ることも大切なお仕事の1つです。

 

高級クラブになるとヘアメイク強制というようなお店もあります。そのような場合、ほとんどのお店にヘアメイクの設備があり、利用料は給与から差し引かれるシステムになっています。

 

また、衣装はお店の雰囲気に合ったものを自前でチョイスしなければなりません。お店によっては貸付をしてくれますが、この場合、利用料が必要なこともあります。

 

お店が開店したら、お客様の隣に座りお話をします。 お客さまに楽しい時間を気持ち良く過ごしていただくため、様々な気配りが必要です。

 

お手洗いに行かれたお客様にさりげなくタオルを差し出す、タバコに火をつける、汗のかいたグラスをさりげなく拭く、お酒を作る際も濃さや好みをお客様に合わせる、など。

 

また、ビジネスライクな笑顔や仕草は簡単に悟られてしまいます。心をこめた笑顔が大事です。

 

勤務以外の営業活動について

 

アルバイトであっても営業活動が必要なのがホステスのお仕事。
勤務以外の時間にお客様と食事をして、そのままお店に出勤する「同伴」も営業活動の1つです。また、アフターでカラオケに行く、会社の重役様からの誘いで会社のゴルフコンペに参加する、などもすべて営業活動です。

 

その分、休日がつぶれてしまったり、出勤時間が早まってしまうことになりますが、いつかその努力が数字(売上)として返ってくるのだと思ってください。ホステスに営業活動は不可欠です。

 

また、お客様と一緒に出掛けるまでいかなくても、電話やメールでやり取りをするのは基本です。その分まで考えると、ホステスは時間外労働が非常に多いお仕事なのかもしれません^^;

 

通勤はどうなるの?

 

夜中、終電後まで勤務する場合は、送迎つきのお店が多いです。送迎のシステムがないお店は終電までの勤務を徹底し、電車通勤となります。基本的に通勤については手厚くフォローがある場合が多いです。

 

ホステスの良いところは?

 

お客さまへの心配りや気遣い、マナーを学ぶことができます。ママや先輩ホステスに様々な指導をしてもらうことになるでしょう。

 

高級店になればなるほど言葉遣いも気をつけなければなりません。若者言葉を不快に感じる方も大勢います。正しい敬語を身につけることができますし、語彙も増えてくるでしょう。言葉遣いが美しい女性は品位があり美しいと思います。

 

また、さまざまなお客様に対応するため、時事問題や流行りものなど、さまざまな情報を常に収集しておかなければなりません。どのような話題にもついていけるよう、見聞を広めましょう。

 

しかし、決して高飛車にならず、場の雰囲気を見ながら可愛らしくわからないふりもする。これこそ本当に知性的な女性の振舞いなのではないでしょうか?

 

そして、お客様との関わりが人脈へと変わり、その後のあなたの人生に良い影響を与える(就職先を紹介してもらえる、会いたい人を紹介してもらえるなど)ことも大いにあると思います。

 

ホステスの大変なところは?

 

先にも少し述べましたが、さまざまな話題に対応するため、時事問題や経済動向、話題のスポットやグッズなど、常にアンテナを立て、新しい情報をキャッチしておかなければなりません。毎日、新聞やネットをチェックしたり、地道な努力が必要になります。

 

衣装は自前で用意しなければならないお店もあります。あまり高級な衣装を買ってばかりいては生活に影響がでますし、かといって毎回同じ衣装では出勤できません。バランスを取りながら衣装を揃えていく必要があります。(衣装の貸付をしてくれるお店であれば問題はないのですが)

 

一番苦しいのが苦手なお客様の接客をしなければならない時です。どんなに苦手であっても笑顔で応対し、楽しい会話をしなければなりません。これはなかなか大変です。また、お酒が入るとセクハラをしてくるお客さんも多いかと思います。そこも笑顔でさり気なく対応しなくてはいけません。

 

時間外労働(営業)が多いのも大変なところ。同伴やアフターに加え、お客さまとのメールや電話のやり取りもホステスには欠かせないお仕事のひとつです。

 

注意点

 

よくあるトラブルとして、「ホステスの身体に触ることが認められていないお店で不快になるほど触られた」があります。このように逸脱したマナー違反をされた場合、その場は笑顔で対応しつつ、隙を見て周りのボーイ、ママに言うようにしましょう。

 

また、酔ったお客様から暴言を吐かることもあります。怒号を飛ばすような場合は周囲のお客様にも影響しますので、すみやかにお店に対処してもらいましょう。

 

お客様とのトラブル、お客様同士のトラブルなどで困ったことがあったら、すぐにママやオーナーに相談しましょう。

 

お酒の席ですから何が起こるかわかりません。

 

自分ですべて解決しようとすると、逆にこじれることもあります。 必ずまわりに相談するようにしましょう。

 

ノルマとかあるの?

 

時給が高いお店や高級クラブはノルマがある場合が多いですが、自分の売上が直接給料に影響しますので、やりがいもあると思います。

 

逆に小さいスナックなどアットホームなお店ではノルマが課せられることはあまりありません。短期、1日だけのお仕事の場合も当然ノルマはありません。

 

また、その他に高時給な仕事としては、高給バイト平均時給ランキングで仕事内容とともに詳しく解説しています。