おすすめの歯列矯正、歯科矯正・スピード矯正

本会は歯科矯正学の進歩、発展をはかることを目的とします。

この目的を達成するために、学術大会の開催、機関誌の発行、認定医等の設定、その他必要と思われる事業をおこないます。

 

 

日本医学矯正歯科学会について

 

 

1916年に設立され今年冬には82回目の学術大会を松本にて開催しました。
歯科矯正学・矯正歯科臨床の進歩・発展を目的にし対外的にも日本を代表とする学会です。
日本各地の矯正歯科医を中心に、10,100名を越える会員により構成されております。

 

日本医学矯正歯科学会の目的

 

本会は歯科矯正学の進歩、発展をはかることを目的とする。
この目的を達成するために、学術大会の開催、機関誌の発行、認定医等の設定、その他必要と思われる事業を行う。

矯正歯科について

矯正歯科って何?

 

悪い歯ならびや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれいな歯ならびにする歯科治療です。しかし、きれ いな歯ならびにするために、歯を削って「差し歯」にすることは、基本的にはありません。矯正装置を通じて、歯やアゴの骨に力をかけてゆっくりと動かして、歯ならびと噛み合わせを治していきます。歯がふぞろいだったり、上下の アゴの歯ならびがお互いにちゃんと噛み合わない状態を、専門的には「不正咬合」といいます。

 

この不正咬合をそのままにしておくと、
?食べ物がよく噛めない
?ことばが明瞭でなくなる
?むし歯になりやすい
?歯槽膿漏になりやすい
?口臭の原因になる
?アゴの関節に負担をかける
?歯を折ったり、ケガしやすい

 

などの問題がでてきます。

 

矯正治療が必要な「不正咬合」

 

代表的な症例の治療前と治療後をご覧下さい。
※写真はいずれも患者さんの同意を得て掲載しております。
出っ歯
(上顎前突)
受け口
(反対咬合)
八重歯・
乱ぐい歯(叢生)
開咬
手術が必要な
顎変形症

 

出っ歯(上顎前突)

 

上の前歯が強く前に傾斜していたり、上の歯ならび全体が前に出て噛んでいます。また下のアゴが小さかったり、後ろにあることで見かけ上、出っ歯にみえることもあります。この状態では、口を楽に閉じることができませんし、顔のケガで前歯を折ったり、くちびるを切ったりしやすいです。またこの噛み合わせにより、下の前歯が上の前歯の裏側の歯ぐきを傷つけていることもあります。

 

受け口(反対咬合)

 

下の歯が上の歯より前に出ている噛み合わせです。上下の前歯の傾きに問題がある場合と下のアゴが大きすぎたり上のアゴが小さすぎることによる場合とがあります。アゴの大きさに問題がある場合、アゴの骨の成長によって変化しますので、成長のメドがたつまで長く追いかけていかなければなりません。うまく噛めないだけでなく、聞き取りにくい話し方になることが多いです。

 

八重歯・乱ぐい歯(叢生)

 

歯ならびがデコボコになっている状態を「乱ぐい」といいます。上の糸切り歯が歯ならびから飛び出しているのを、普通「八重歯」と呼びます。日本では「かわいい」と言われることもありますが、欧米では「ドラキュラの歯」と呼ばれ嫌われます。歯がならぶ場所=骨の大きさとそれぞれの歯の大きさとの間のアンバランスでこのようになります。歯みがきの時に歯ブラシが行き届かずに汚れが残りやすく、虫歯や歯槽膿漏の原因となります。

 

開咬

 

噛んできても、特に前歯が噛み合わない状態です。前歯で食べ物をうまく噛みきることができないだけでなく、正しい発音ができないことが多いです。幼稚園児や小学生になっても、下の写真や図のような指しゃぶりを続けていることが原因になることもあります。他には「舌」の悪い癖や遺伝的な問題も原因となります。

 

治療経過を見る(GIFアニメ)

 

手術が必要な顎変形症

 

23歳の男性です。「食べ物がかみ切れない、歯並びの真ん中がずれている、かみ合わせが反対、下アゴが出て、曲がっている」とのことで、矯正治療を希望されました。

 

「反対咬合を伴う顎変形症」と診断され、矯正治療のみでは、安定したかみ合わせにすることは非常に困難で、またアゴの曲がりを改善するために、アゴの骨に対する外科手術を併用することとなりました。外科手術により、上アゴの骨を前方に、下アゴの骨を後方に移動させ、その手術前後に矯正治療をおこないました。

 

入院が必要ですし、アゴの骨を切りますが、手術自体は口の中から切るので、顔に傷跡も残らず、安全度の極めて高い手術です。ご安心下さい。

 

アゴを切る手術は以前より健康保険が認められていましたが、近年、手術前後の矯正治療についても健康保険が適用できる歯科医院も増えてきました。

日本医学矯正歯科学会 認定医・専門医名簿一覧

日本医学矯正歯科学会には認定医・専門医制度があります。
これは矯正歯科医療の水準を維持し向上を図ることによって一般市民の皆さんに適切な医療を提供するために行われているものです。そのために学会は、矯正治療に関して適切かつ充分な学識と経験を有するものを「日本医学矯正歯科学会の認定医・専門医」としています。下記の学会検索より、あなたのお近くの認定医・専門医を探してみましょう!

 

本学会は、基本研修を行うために基本研修機関を、臨床研修を行うために臨床研修機関を指定しています。
基本研修機関は、歯科矯正学を主に教授する講座(分野)を有する大学の附属病院。
臨床研修機関は、常勤の指導医または専門医1名以上が勤務し、臨床研修が可能な条件を満たしている医療機関。学会は、審査に合格し登録した機関に基本研修機関指定証あるいは臨床研修機関指定証を交付しています。

矯正歯科(歯列矯正)とは?

矯正歯科(歯列矯正/)とは、ガタガタの歯並びや出っ歯などを、きれいな歯並びにする治療です。

 

矯正には様々な方法がありますが、歯に「ブラケット」という装置を取り付け、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を動かしていく「ワイヤー矯正」が最も一般的な矯正法です。

 

他にも舌側矯正、インプラント矯正など様々な矯正法がありますので、それぞれの内容・特徴を知り、あなたに合った矯正法を見つけましょう!

 

 

 

■ とにかく一番実績がある矯正法が良いという人は・・・
とにかく一番実績がある矯正法が良いという人には、ワイヤー矯正がお勧めです。

 

ワイヤー矯正
ワイヤー矯正

 

 

 

■ 矯正装置が見えるのが嫌だ!という人は・・・
矯正装置が見えるのが嫌だ!仕事上の理由で装置が付けられない・・・
そんな人には、舌側矯正やクイック矯正、マウスピース矯正などがオススメです。

 

舌側矯正
舌側矯正(裏側の矯正) クイック矯正
クイック矯正 マウスピース矯正
マウスピース矯正

 

 

 

■ 矯正治療に時間がかかるのが嫌だ!という人は・・・
矯正に時間をかけられないという人には、以下の矯正方法がオススメです。

 

インプラント矯正
インプラント矯正 クイック矯正
クイック矯正 ダイレクトボンディング
ダイレクトボンディング法

 

 

 

■ まだ大人の歯が生え揃っていない人は・・・
まだ大人の歯が生え揃っていない人に対しては、小児矯正を行います。

 

小児矯正
小児矯正(子供の矯正)

 

 

 

■ アゴの骨の大きさに著しく問題がある人は・・・
アゴの骨の大きさに著しく問題がある人は、外科的にアゴの骨を切って矯正を行う、外科矯正が必要になることがあります。

 

⇒外科矯正

 

外科矯正
外科矯正

 

 

 

 

■ 矯正に保険は利くの?

 

矯正は一部の外科矯正を除き、基本的には全て保険外の治療となります。

 

しかし、口唇裂・口蓋裂や顎変形症で手術が必要であると診断された場合には、保険適応となる場合もあります。

 

保険が利くかどうかの診断は一般の歯科医院でも行っている場合もありますが、歯科大学付属病院や歯学部のある大学病院であればほぼ確実です。

 

⇒歯科大学付属病院や歯学部のある大学病院

 

一般の歯科医院の場合には、保険が利くかどうかの診断を行っているところと行っていないところがありますが、外科矯正まで対応可能な歯科医院であれば保険適応についての診断も行っている可能性が高くなります。

 

保険適応についての相談をするのであれば歯科大学付属病院や歯学部のある大学病院を受診するのがベストですが、もし一般の歯科医院で相談をしたいのであれば、事前に電話などで保険適応についての相談が可能かどうか問い合わせておきましょう。

 

 

 

■ 矯正でほうれい線が目立つようになる?

 

矯正をすると皮膚がたるんで、ほうれい線が目立つようになるのではないか?と不安に思われている人も多いようです。

 

結論から言うと、確かに抜歯矯正をしてダイナミックに歯を動かした場合には皮膚の部分に変化も出てくるので、ほうれい線が目立つようになる可能性はあります。

 

ただし、一般的に行う矯正では皮膚への影響は微々たるものですので、矯正を行ってもほうれい線への影響は無いケースのほうがほとんどです。

 

ほうれい線が気になる場合は、事前に自分と似たケースの人の術前・術後の写真を見せてもらい、実際にどの程度の変化があるのか雰囲気をつかんでみましょう。

 

また、ほうれい線を予防・改善することも可能ですので、気になる方はほうれい線対策も併用されるとよいでしょう。

 

芸能人やモデルが歯をこっそり矯正する時に使う治療法とは?

今、芸能人やモデルが歯並びをきれいにしたいと思った時によく使われている治療法があります。

 

それが、マウスピース矯正です。

 

マウスピース矯正とは、マウスピースをはめて矯正治療を行うというものです。

 

患者の模型上で歯並びが悪い所を1o程度動かして、その位置でマウスピースシートを圧接してマウスピースを作る事で理想的な歯列に歯を誘導することが出来ます。

 

マウスピースシートの厚みはソフトタイプ0,50mm、ミディアムタイプ625mm、ハードタイプ075oの3種類。

 

この中の薄いシートから順番に口にはめていきます。一つのシートに付き約1週間1日20時間以上装着することを心がけて口腔内につけておきます。

 

そうして、だんだん動いてきたら2番目に厚いシートをつけて、また1週間矯正するという流れです。

 

こうして、3種類のシートを1週間ごと(合計3週間)に着け終わったら、また新しく模型を取り直して模型上で1o程度動かしてマウスピースを作ることを繰り返していきます。

 

このマウスピース矯正は、歯科医院の方針によって、ソフトとハードの2種類だけの場合もありますが、基本的には歯を並べてマウスピースで動かす事にはさほど変わりありません。

 

メリットとデメリットは?

 

この矯正法のメリットは、
・装置を付けている事がほとんど分からない。
・好きな時に取り外しが出来るので、食事しやすい。
・装置も洗いやすく清潔に保ちやすい。

 

一番のメリットは、矯正しているこのが見えない事だと思います。

 

マウスピースはつけていても透明なので、他人の目から見てもほとんど分かりません。
そのため、モデルや人前に出る仕事などをしている人はこのマウスピースによって前歯の矯正を行っている人も多いようです。

 

食事をする時には取り外せて、装置も清潔に保ちやすいのは嬉しいですよね。ブラケット等の矯正装置を付けている場合は、食事の後に食べ物が詰まるのでつまようじで除去しなければいけなかったりと手間がかかりますからね。

 

逆にデメリットもあります。

 

・奥歯の矯正には不向き
・前歯の矯正をする時には密着した歯の間にスペースを作るため、一度歯列を広げる必要があるため一時的に出っ歯になったり、すきっ歯になることがある。
・1日20時間以上つけておかないといけない。
・間食をするには、マウスピースを取り外さなければいけない。かつ間食が終わったら口の中が気持ち悪いので歯磨きをしないといけない。
・熱い飲み物を飲むと、マウスピースが変形する恐れがあるため飲めない。
・つけていると、結構ストレスが溜まる。
・毎回、装置を作り直さなければいけないので、費用が高くなりがち。
・矯正後は長期間(ほぼ一生)保定し続けなければいけない。

 

マウスピース矯正は奥歯の矯正には不向きです。奥歯、特に大臼歯なんかは1歯に付き歯根が2本、3本くらいあるのでマウスピースの力では動かしにくいわけです。

 

奥歯の矯正には別の矯正が良いかと思います。

 

前歯部の矯正ですが、ほとんどの患者さんが主訴としてきれいな前歯を目指していると思われます。

 

ただ、前歯部を並べるときに密集している歯を唇側方向に拡大させて歯を動かしやすいように1歯ずつバラバラにして歯の間に隙間を作ります。

 

その後に、歯の向きや角度などを修正しなければいけません。

 

この時に、出っ歯になったりすきっ歯になることを嫌がる人がいらっしゃいますね。特に女性の方が気にされるかと思われます。

 

また、きれいに歯を並べた後は舌側方向に閉じていくのですが、その時に理想のアーチに収まりきらなければ歯の両側をストリッピング(削合)して理想のアーチへと閉じていかなければいけません。

 

そのため、歯が少し削れて無くなるかもしれないという事を考慮しなければいけません。

 

また、一日の装着時間は20時間以上つけなければいけません。マウスピースをつけないと歯はすぐに後戻りをしてきてしまうので、出来るだけ長い時間つけなければ効果が出ません。

 

間食も控えたほうが治療には効果的です。マウスピースを取り外すと、後戻りしますしその後にいちいち歯磨きをするのも大変です。

 

また、マウスピースを付けた状態での熱い飲み物はやけどする可能性もありますし、装置が変形することもありますのでやめる必要があります。

 

あと、気になるのは料金ですね。毎回毎回しっかり歯が動いてくれればよいのですが、なかなか思う様に進まないこともあります。

 

元々の歯並びが悪ければ、その分時間とお金がかかります。

 

そうなると、従来の矯正治療よりも料金が高くなる傾向にあるようです。

 

最後に、矯正治療を経験された方の全てがしなければいけない事ですが、矯正後はずっと保定し続けなければいけません。

 

矯正後すぐは日中も、歯の後戻りが少なくなってきたとしても夜間寝る時だけでも保定装置を装着し続けなければいけません。

 

常に、歯は動き続けているのできれいな歯並びにした後は、戻らないように気を付けないとせっかくの努力が無駄になってしまうようです。

 

一通り、このマウスピース矯正というものについてご説明させていただきましたが、メリットだけでなくデメリットも多いわけです。

 

そう考えると、従来の矯正の方が確実な気もしますが、芸能人の方などはこういう矯正方法を好むのか知れませんね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

※歯科医療は日々進歩しており、日々様々な治療が生まれているため、マウスピース矯正の治療の全てがこれに当てはまるものではありません。
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矯正治療の注意(矯正治療を受ける方が最低限知っておいた方が良い事)

1) 矯正治療は本人はもとより、御家族の協力が必要です。
矯正治療は虫歯などの歯科診療と違い、医院に来れば治るものではありません。、
日常の毎日が治療で、矯正医を訪れるのは装置を作ったり、調節するためであって、治療は家庭にいるときも継続している事を御記憶ください。本人の努力で歯を動かすものが多いのです。矯正治療は患者さんと矯正医が協力して一緒に治していくものです。患者さんが小児の場合御両親の協力は是非必要です。
2)矯正治療の歯の移動は痛みをともないます。
個人差はありますが、矯正装置を入れると2、3日歯は浮いたようになり、食事で物を噛むと痛みを感じます。それは歯が動いている証拠であり心配ありません。4、5日で痛みはなくなります。現在のところ痛みのない矯正治療はありません。どうしても痛い場合は痛み止め等で対処します。矯正治療は、ほとんどのケースで歯を抜歯して行うので、矯正を開始後に、やっぱり、痛くて耐えられないので、矯正治療を止めます。と言う事は不可能です。!治療が始まったら、どんなに辛くても痛くても、最後までやりとげなければなりません。噛み合わせを良くするために行った事が、途中で止めるとかえって、噛み合わせは悪くなってしまいます。痛みを克服する方法は、きちっと目的意識をもつことです。自分は何のために、わざわざ痛い思いをしているのか?それはきれいな、歯ならびになるために他なりません!当院にいらっしゃる患者様は成人が多いせいか、痛いのは返ってうれしい!早く歯が動いてきれいになるから。とおっしゃる患者様も多いです。お子様等の矯正の場合は特にこの点を注意しなければなりません。矯正前に何のために、苦痛に耐えなければならないのか?を良く話し合っていただきたいと思います。これを理解できないと、矯正の痛みや苦痛には耐えられなくなり、途中で止めたいと言い出す人もいると思います。時間と費用の浪費になってしまいます。最後まで信念をもってやりとげてください!辛ければ辛い程、成し遂げた時の喜びは大きいものと思います。親御さんが、お子様の歯ならびをきれいしてあげたい!という理由で始められる方が多いと思いますが、本人の意志を確認する事が大切です。しかし通常は日常生活は十分にできる程度の痛みです。全然痛くなかったと感想を言われる方も多くいます。あまり恐れる事もないと思います。 
3)矯正治療は歯を抜くケースが多いです
何故、歯並びが悪くなるかの原因のほとんどは顎の中に歯がならびきらないからです。ゆえに歯の本数をまびきして、顎に歯が並ぶ様に、歯を抜きます。日本人の矯正患者様のほとんど、割はこの適用になるのが現実です。しかし歯を抜く事によりおこる障害等はないと考えられ、むしろそれにより歯並び噛み合わせが良くなった時のメリットの方が多く有ります。それなら抜かないで治療はできないのでしょうか?最近は抜かない矯正と称した矯正歯科も存在します。それは抜かないで歯並びがきれいになれば、それに越した事はありません。抜かない矯正にはリスクが存在します。後戻りがしやすい。無理矢理並べた結果、前歯が前に出てしまう。(出っ歯になってしまう。)並ぶように歯を細く削ったため知覚過敏になってしまった。等のトラブルも多いと思います。どうしても抜きたくないからと言って、抜かない矯正をしてうまくいかず、もう一度他の矯正歯科で抜いてやり直したら、費用も2倍かかります。実際にある話しです。御自分のケースがこの適応にできるのか?少なくても3軒くらいの矯正歯科を回った方が良いと思います。歯を抜く事は矯正治療の苦痛の内の一つですが、抜きたくないという感情で決めるのではなく、冷静な判断をする事が大切です。歯を抜く事も、きれいな歯並びを手に入れるための苦労の一つです。
4)食後はすぐに歯ブラシをしましょう。
歯並びが綺麗になっても虫歯になっては意味がありません。複雑な矯正装置には食物のかすがたまりやすく、歯ブラシをおこたると、虫歯になります。特にお子様の場合、無理矢理ご両親が矯正をさせた場合等、歯ブラシをせず、虫歯にしてしまう事も多いと思います。重複しますが、何のための矯正治療なのかを、本人自身が理解する事が最も大切です。
5)スポーツや吹奏楽をしても大丈夫です。
相撲や、柔道の様なぶつかり合う、スポーツは注意が必要ですが、激しいものでなければ、さしつかえありません。私の治療を行っている患者さんで空手をしている方がいらっしゃいますが、マウスピースを着用し、がんばっておられます。トランペット等は大変になるとは思いますが、当院でも矯正治療をしながら、トランペットをしている方もいらっしゃいます。
6)どの歯科医院で矯正治療を受けたら良いのか?
矯正認定医、専門医、指導医のいる所が良いと良く聞きますが、一般の方は何の事やら良く分かりません。そこで一番簡単な方法は、なになに矯正歯科とか、なになに矯正クリニックと言う名前の医院で愛ければ良いと思います。医院の名前に矯正歯科が付いている医院の創設者は、ほとんどが矯正の認定医や専門医である事が多いと思います。普通のなになに歯科医院、小児、矯正、一般、口腔外科、と診療標榜してある歯科医院の場合、その医院長はほとんどが、一般歯科医で何でもやる歯科医院で、矯正専門医を雇って、月に何度か矯正日を決めて診療を行うか、医院長自身が独学で矯正治療を学んで治療を行っていると思います。矯正の専門の先生がいる、なになに矯正のほうが、技術的には無難と思います。
7)矯正治療の方法
現在の矯正治療の方法で最も効果的でポピュラーな方法がスタンダードエッジワイズ法です。が最近の患者さんのニーズの多様化で色々な方法が出てきましたが、全ての方法において必ず利点欠点があります。

 

矯正治療費について
まず第一に、矯正治療費は自費です。消費税もかかります。保険は効きません。保険が適応できるのは、口蓋裂と手術を供なう矯正治療だけなので、普通の方の矯正治療は全て自費です。医療費控除を受ける事はケースにより可能ですが、最高でも1割程度が戻るだけですので、当たり前ですが、治療費は安い方が、負担は小さくて済みます。また、矯正治療は同じ治療をしても、各医院による費用の違いが大きいのが特徴です。治療費のトータルが最下価格帯50万円〜60万円から最高100万円〜120万円程度まではばが大きい(都内ではもっと高い所もざらにある)ですので、矯正医院選択により、かかる費用はそうとうに違いが出ます!
矯正治療費をお尋ねになられる時は、是非最後まで(永久歯がきれいに並んで、保定完了まで)の治療費のトータルをお尋ね下さい。得に小児、成長期の場合、部分矯正等で安い費用で契約して、前歯のみ一時的にそろえても後に永久歯萌出に伴い、歯並びがずれだして、もう一度、永久歯が生え揃ってから治療する事になった場合(ほとんどはこうなる)また費用がかかり、結果的に高くついてしまう事が有ります。初めから、永久歯が生え揃って並ぶまでいくら?という契約の方が良いと思います。同じく6歳〜10歳程度のころ、前歯のがたがたや、噛み合わせ等が気になり、小児歯科等でこれを治した場合、これだけで、永久歯に生え変わった時に良い歯ならびになるなら、それはラッキーですが、大抵の場合、中学生ころ永久歯列に生え変わると、歯ならびや噛み合わせの再発が起こる可能性が多く、その場合費用は、小児歯科等でかかった費用と、これを治すために矯正歯科でかかる費用の2重に費用がかかる事になるります。

 

矯正費用は主に、矯正診断費用、矯正本体費用、毎回の処置費用からなります。大抵矯正治療でいくらかかるか聞かれると、矯正本体費用のみ言われる事が多いと思いますが、実はその他の診断費用と矯正処置費用は意外にかかります。例えば診断費用5万円、処置費用5千円で3年間(36回)通った場合、18万円かかり、本体費以外に23万円もかかってしまいます。治療期間が長くなれば、処置費用の回数も増え高くなります。この他に消費税、ローンを利用するなら、ローン金利がかかり、トータルで大金になってしまいます。是非これらすべての治療費のトータルでいくらなのか?!をお聞きになる事をお勧めします。ちなみに当院は診断費用2万円、処置費用3千円で2年以内(20回程度、)短期間の治療で6万円程度を目指しており、治療費のトータルで65万円前後(税込み)、短期治療は費用面においても有利になります。けして治療を長引かせる事はありません!

 

 

治療開始時期について
患者さんが特に小児、成長期の場合、親御さんは心情的に早く治してあげたいと思われるでしょうが、矯正は早ければ良いというものではありません。ケースにより適正時期があります。先に書いたように、早く前歯のみ治しておいても、永久歯が萌出する時に歯並びは再びずれる可能性が高いからです。つまり矯正治療は大人の歯が生え揃い成長が終わらないと終わりません。これは男子で18歳前後、女子で15歳前後、です。例えば8歳に始めた女子は矯正歯科に7年通う事になります。受け口のケースなど早いほうが良い場合もありますが、ケースによってはもっと高率良く、通院時期を短縮する事ができますので、この辺のことは初診相談の時に矯正歯科医に良く聞いたほうが良いと思います。長期通院や2重に病院にかかるのは費用もかかりますし、お子様のストレスになります。お子様が小さいころは特に歯ならび噛み合わせを気にして、早く治してあげたいという親心が働くものですが(特に2〜3歳のお子様をもつ親御さんが多い)、早く治療してしまう事は、再発リスクが大きく、費用は余計にかかる場合が多いです。ここは冷静に判断して、歯ならび噛み合わせは適正な時期に治療してください。適正時期は矯正歯科に相談に行かれる事をお勧めします。少しでもおかしい、早すぎるのでは?という場合は矯正歯科相談をなん軒かまわってみてください。
永久歯列(中学生ころ〜)の患者さんは早い方が良いと思います。やりたいと思った時が、開始時期です。

 

審美歯科との違い
審美歯科で行う歯並びの治療は厳密には、矯正治療ではありません。矯正治療は歯を移動することにより、歯並びをきれいにします。しかし審美歯科で行う、ラミネートベニア、セラミッククラウン等は歯の位置は変わらず、歯の根を残して、御自分の歯を削って人工物で歯をならんだ様に見せるものです。一番の欠点は、御自分の天然歯を削る事です。削ればとう然歯はいたみますし、人工物はいつかは壊れます。矯正治療は一生自分の歯で、、というのが目標のため、若い30歳くらいまでの方で歯ならびが気になる場合には、矯正歯科の方が良いと思います。ただし矯正歯科はある程度の期間が必要になります。苦労も多いです。即座に治したい場合は審美歯科しかありません。昔は芸能人等は矯正器具を付けているわけにはいかないので、審美で治されている方が多かった様ですが、最近はやはり自分の歯が一番と、芸能人でも矯正器具を付けてテレビに出られている方も良く見かけますね。
矯正治療は後戻りがあります
矯正治療の欠点の一つに後戻りがあります。矯正治療できれいに並んだ歯も時間がたつと、大なり小なり必ずがたがたが戻ってきてしまいます。これをいかに最小限に食い止めるかが各矯正歯科の技術であり、またなにより患者様本人の綺麗な歯並びを保ちたいと思う気持ちと努力です。具体的にはリテーナーと呼ばれる保定装置を付け続けられるかです。
当院でも後戻りが出来るだけ起きないような工夫と後戻りの少ないリテーナーを使用しております。

 

矯正治療のゴールの考え方(必ずしも思った様なイメージにはなりません。)
患者様にとっては、矯正結果、はたして、良く治るのか?と言う事が最も気になる事と思いますが、矯正治療のゴール、仕上げに関する各医院の考え方の違いもあると思います。当医院のゴールの考え方は短期間で患者様にできるだけ負担のかからない、患者さんの自然な形態、機能に沿った形の矯正治療を目指しています。矯正治療は見栄えだけでない、正常機能を確立する事も重要な治療の目的のため、必ずしも、患者さんの思ったイメージのようにならない事もあると思います。当医院の治療ケースはサイト内に出来るだけ多く掲載してありますので、どうぞ御参考にして下さい。

 

このように、矯正治療は良い事ばかりではなく、治療中の苦労や辛い事、また治療自体の限界もあると思います。是非いわれるままに、おまかせで治療するのではなく、正しい知識をもって治療に望んでいただきたいと思います。そうする事でトラブルや無駄な、時間費用を費やす事なども防止できると思います。また一度やると決めたらば信念をもって最後まで成し遂げて下さい。きっと得るものは大きいと思います。分からない事はお気軽に御質問ください。